PAPAの独り言

PAPA(3児の父)が、いろいろ書きたいこと書きます。

ガンは食事で治す 森下敬一・国際自然医学会会長

ガンは食事で治す (ベスト新書)

自然医学の第一人者で、国際自然医学会会長である森下敬一さんの『ガンは食事で治す』という本を読んだので、今回も備忘録として印象に残ったことや、大切だと感じたことなどをまとめてみます。
素人の個人的意見や感想もちりばめていますので、勘違い・間違いなどありましたらご指摘いただければ幸いです。

【現代医学はガンの発生原因を「突然変異」としている】

現代医学では、細胞分裂の際の遺伝子コピーミスやその他不明な原因による「突然変異」からガン細胞が発生すると考えているそうです⇒つまり、現代医学ではガンの発生原因はよく分かっていない!

【3大治療ではガンの根治はできない】

手術をしても小さすぎるガン細胞は取り残されてしまいます。放射線治療で使う放射線はそれ自体が発ガン作用を伴う治療です。抗がん剤はガン細胞よりも正常細胞に多大な影響を与え、重大な副作用をもたらし、薬を使えば使うほどガン細胞は強力になります。ガンの3大治療(放射線抗がん剤・手術)のどれをとっても、人体えの悪影響は計り知れないものがあり、ガンの根治はできません。

体(体細胞)は食べ物から創られる

食事をすると食べた物が胃腸で分解・吸収されると考えられていますが、そうではなく、腸で食物(炭水化物)が赤血球になり、最終的に体細胞に代わっていく「生命体の組み立て作用」だと森下敬一さんは言います。つまり、「食べ物が血となり、血が体になる」のです。

【ガン細胞の正体は「汚れた血液」である】

ガン細胞も正常細胞と同じ体細胞のひとつです。ですから、元をたどれば血液(血球細胞)であると言えます。その血液はさらに元をたどると、食物になるので、ガン細胞 の本質的な根源は私達が普段食べている食物なのです。良い食物をとり、良い血液を造れば、良い細胞(正常細胞)になります。逆に体に悪いものを食べて、血液が汚れていくと、ガンや様々な病気にかかるということです。また、血液の汚れは、腸内のウイルスや毒素、バクテリアなどが血液中に吸収されることで起こります。

【体細胞は血液に戻ることができる】

食事をあまりとらなかったり(断食や病気で食べれない時など)して、赤血球の材料である栄養が送られてこなくなると、逆に体細胞(特に骨髄、脂肪組織、筋肉組織、肝臓細胞など)が赤血球に戻ります。こうして体の中を循環する血液中の赤血球の数が一定に保たれるのです。

【ガンを創る食物】

下記の食品は、腸の中で腐敗(異常発酵)を起こしやすく、ガンの原因になる食品です。もちろん、ガンだけでなくその他の病にもかかりやすくなると思われます。これらの食品を避け、腸内細菌の性状を健康に保つことが、ガンにならずガンを消すために必要なことです。

  • 動物性タンパク食品ーー肉、牛乳、卵と、その加工品(ハンバーグ、ハムなど)
  • 精白食品ーー白米、白パン、精白小麦粉食品(ラーメン、うどん、パスタ、スナック菓子など)
  • 化学調味料類ーー化学塩、化学調味料、だし類など
  • 食品添加物入り加工食品
  • 動物性脂肪ーーラード、バター
  • 白砂糖食品ーー白砂糖、チョコレート、アイス、ケーキ、市販の菓子など
  • 不自然な植物性脂肪ーーマーガリン、化学的抽出剤使用の植物油
  • 油の酸化が気になる食品ーー市販の揚げ物全般、ポテトチップス、スナック菓子など
  • 大魚の部分食ーー刺身、切り身

【ガンを創る三大食品は「肉」「牛乳」「卵」】

ガンを作る食品群の中で、最も避けるべきなのは動物性たんぱく質の「肉」「牛乳」「卵」です。この三つは、腸内に腐敗菌など有害な菌を繁殖させ、様々な毒素を発生させてしまいます。発生した毒素は血液に取り込まれ、体中をかけめぐり、ガンやその他の病気になりやすくなります。さらにこの動物性たんぱく質の中でも、「肉類」は発ガン食品の筆頭です。人間の体内にはだいたい100種類、100兆個以上の腸内細菌が存在しています。肉類を食べると、その中のウェルシュ菌が増えます。ウェルシュ菌は人体に悪影響を与える悪玉菌の一種で、肉に含まれるアミノ酸を分解し、アミン、ス化トール、アンモニア硫化水素などの毒素を発生させます。これらの毒素が腸壁から吸収され血流に乗り、全身に様々な悪影響を与えます。中でも、アミンは胃腸内で亜硝酸を結びつき強力な発ガン物質「ニトロソアミン」を作るのです。

【日本人は穀物菜食の民族、肉食は西洋の文化】

長年肉食を続けてきた西洋人は肉食に体が適応して腸が短くなっています。日本人は穀物・菜食に適応し腸が長いのです。そのため、腐敗した肉が腸内に長くとどまり続けるため、肉食の弊害が西洋人よりも更に大きく深刻なのです。「腐る」という字は、「内臓に肉が入る」と書きます。東洋では、昔から肉を食べることの弊害は知られてきたことだと思われるのです。

【肉がそのままエネルギーになるわけではない】

動物性たんぱく質をたくさん食べても、食べた分だけ人間の体に吸収されて、体を造っているわけではない、ということが実験で分かっています。たんぱく質は消化管の中で、炭水化物に還元されてから利用されるのです。また一般的に畜産動物は劣悪な環境の中で、不自然な餌(抗生物質や合成ホルモンなどが入っている)を与えられて育っているため、より危険性が高いと言えます。

穀物は人間にとって最高の食物】

穀物は人間の体を健全に働かせるために必要な栄養素がバランス良く含まれた最高の食物です。穀物は、粗タンパク、炭水化物、類脂肪、ビタミン類、酵素、ミネラル類、微量元素を総合的に含んでいるのです。ただし、これは「精白していない穀物」の場合に限られます。

【白米の欠点】

白米は玄米から胚芽や糠の部分を取り除いたものです。胚芽や糠の中に有効成分が豊富に含まれているため、白米には下記のような欠点があり、慢性病を引き起こします。

  • ミネラル欠乏ーー総ミネラルが玄米に比べ半減している。ミネラル不足は慢性病体質を生む最大の原因
  • 繊維不足ーー腸や血液の大掃除をしてくれる食物繊維が大幅に少なくなっている
  • ビタミンE欠乏ーー若返りビタミンであるビタミンEは、大部分が胚芽と糠に含まれている
  • 便秘ーー白米は腸の蠕動運動を弱め腸内容がスムーズに流れなくなる
  • 脚気体質ーー倦怠、疲労、肩こり、手足のむくみなどが出やすくなる
  • 肥満ーー体にとって一番大事な炭水化物の代謝が悪くなるので、その燃えカスがたまって太りやすい
  • 疲れやすいーー有効成分である胚芽が失われるので、体全体の代謝が鈍り、貧血・スタミナ切れとなり、バテやすくなる

【三白の害】

動物性タンパク質の「肉」「牛乳」「卵」と共に「三白の害」と呼ばれる食品があります。それは、「白米」「白砂糖」「化学塩、化学調味料」の三つです。白米の欠点は前述した通りですが、化学塩や化学調味料も人体に悪影響を与えます。

  • 白砂糖ーー体の組織細胞を弛緩させるため、胃腸の調子が悪くなり、疲れやすく、風邪を引きやすくなります。また、ガンの発生原因にもなります。
  • 化学塩(および化学調味料)--塩自体は人体にとって不可欠な栄養素ですが、広く市販されているのは化学塩といって合成化学物質になります。自然の塩と違い、各種ミネラルが全く入っていないため、人体に悪影響を与えます。化学調味料も化学的に合成されたもので、体に悪影響を及ぼす発ガン物質です。

【ガンにならない、ガンを消す自然医食の四原則】

では、何を食べれば、血液が綺麗になり、腸内環境を良くし、ガンにならない(ガンを消す)健康的な体でいられるのか。森下先生は下記の四原則にまとめています。

  1. 発ガン物質である肉、卵、牛乳、白米、白砂糖、化学塩、化学合成物質(化学調味料、保存料や着色料など添加物)の入った加工食品を食べない
  2. 主食は、玄米を中心として雑穀を加えた玄米・雑穀ごはんを主食にする。玄米五割、キビ、アワ、ハトムギなどの雑穀とアズキ、クロマメなどを合わせたもの五割が理想。とにかくよく噛んで(一口100回以上)食べる。主食の量は食事全体の半分以上にする
  3. 副食(おかず)には「季節の野菜」「海草」「小魚」「発酵食品」を。野菜は可能な限り、無農薬・有機農法で作られたものにする。根菜は皮付きのまま使う。発酵食品である「みそ汁」をプラス。副食の割合は多くしすぎないことが大事
  4. 調味料は、昔ながらの製法で作られた添加物の入っていない本物の味噌、醤油、植物油(圧搾法によるもの)、自然塩、無添加の自然酒に限る。砂糖などの甘味は基本的に使わない

以上の四原則を基本として実行すれば、腸内細菌のバランスが整い発ガン物質が発生しにくくなり、野菜の葉緑素などで血液が浄化され、玄米・雑穀で細胞が元気になり、自然治癒力が高まります。そうすると、ガンや慢性病の予防はもちろん、ガンを治すことにも繋がります。

【その他の食生活について】

  • 間食はナッツがオススメ
  • 甘味料を使うなら純粋ハチミツ、メープルシロップ、黒砂糖などを使う
  • 水は浄水器を使うかミネラルウォーターを飲む
  • お酒は適量なら体に良いーー保存料などの添加物が入っていないお酒を適量飲む分には、リラックスして副交感神経が優位になり、自然治癒力を高めます
  • 夕食は就寝3時間前までに終えるーー寝ている間に体の中で、消費された消化液の補充や体にとって必要なものとそうでないものの「仕分け」が行われる。必要なものは腸から取り込まれ、不要物は翌朝、排泄されます。極端に言うと、食べなければ寝る必要は無い、ということ
  • 朝食は軽めにするーー朝は排泄の時間帯。副交感神経から交感神経にスイッチを切り替えるよう、食事は少なくてOK。例えば、りんご一個、味噌汁一杯などで十分。戦国時代以前の日本人は一日2食だった。腸の蠕動運動を起こし、排泄をスムーズにするために水分は適量飲む。
  • 昼食も軽めがおすすめーー玄米おむすび一個。もしくは、食べなくてもOK
  • 外食するなら日本そばがおすすめ

【「可逆性」がある限り、不治の病など無い】

生命の世界は「可逆的である(元に戻る)」という特性があります。どんな悪い状態になっても、それはいつか元に戻る可能性を秘めているのです。病気になったというのは、病気になるための条件が揃ったということ。逆に言えば、元に戻る条件が整えば、自然と病は治っていく可能性があるのです。「元に戻る」というのが生命現象の最大の特徴です。機械や死んだ物は、自然に元に戻ることなどありえません。難病の代表であるガンにしても、他の慢性病にしても、正しい治療(生活)を実行すれば、自ずと治っていくのです。

【あらゆる病の治療法はただ一つ】

体内で血液が造られる場所は腸です。腸内で食物の腐敗が起こり、腐敗によってできた毒物が血液を汚します。その汚れた血液が、細胞組織を刺激し、そこに炎症が起きます。それが発病です。同じように、心臓病、糖尿病、胃潰瘍、その他一切の慢性病が起きます。慢性病の最終段階がガンなので、ガンも原因は同じです。

発病の原因が全て同じなのですから、治療法も全て同じになります。血液を綺麗にすれば、全ての病気は治るはずです。そのためには、自然医食の原則に従って、正しい食生活を心がけることです。

【おわりに・何事も自分らしく自分のペースで】

以上が本に書いてあったことで、僕が大切だなと印象の残ったことです。どんな健康法でもそうですが、「長続き」しなければ何の意味もありません。書いてあることを一字一句ストイックに守るよりも、自分に合わせてカスタマイズし、長く続けることが大切だと思います。例えばお肉が元々好きじゃない人は簡単に穀物菜食に切り替えれるでしょうけれど、お肉が大好きな人は急に食生活を変更するのは難しいと思います。そんなときは「少しずつ」ゆっくりと変えていけばよいと思います。3歩進んで2歩下がる。それくらいのペースで、長く続けていくと良いのでは、と思います。

それでは、最後まで読んでくださってありがとうございます。
書いてあることに間違い・勘違いなどありましたら、ぜひご指摘いただければ幸いです。また、オススメのガンの治し方・予防法をご存知の方がいましたら、ぜひ情報教えてください。