PAPAの独り言

PAPA(3児の父)が、いろいろ書きたいこと書きます。

病院に行かずに「治す」ガン療法ーひとりでできる「自然療法」(船瀬俊介)

病院に行かずに「治す」ガン療法―ひとりでできる「自然療法」

病院に行かずに「治す」ガン療法―ひとりでできる「自然療法」

 

ジャーナリストの船瀬俊介さんによる『病院に行かずに「治す」ガン療法』を読んだので、今回も備忘録を兼ねて印象に残ったことなどをまとめてみます。僕の個人的な意見や感想などもちりばめています。かなり驚きの事実が書かれています。
※専門家ではありませんので、間違い・勘違いなどありましたら、ご指摘いただければ幸いです

ガンに関する驚きの事実あれこれ

  • 厚労省のガン治療・担当技官が「抗がん剤は猛毒で『ガンを治せない』のは常識。薬の猛毒や放射線の副作用で亡くなる患者は多い」と回答。
  • 抗がん剤は猛烈な発がん物質」で「投与すると他臓器にガンができる」
  • ガン腫瘍が縮小しても、ガン細胞は遺伝子を変化させ抗がん剤を無力化し、後から元の大きさに再増殖(リバウンド)する
  • 国立がんセンターの歴代総長もガンで亡くなっている
  • 抗がん剤を投与した患者ほど早く死亡する(米国東海岸リポート)
  • 271人の医師に「自分がガンになったら、抗がん剤を打つか?」と質問すると、270人の医師が断固ノー!と答えた
  • 東大医学部4人の教授は何千人もの患者に抗がん剤を投与して、自分達がガンにかかると、抗がん剤を使わずに「食事療法」でガンを治した
  • 「ガンの三大療法(手術、放射線抗がん剤)は無力で、代替療法の方が良い」と米国政府が認めている(1990年のOTAリポート)
  • ガン告知のショックで免疫力が3分の1に激減し、ガン細胞が増殖する
  • ガン患者の八割はガン以外の原因(治療)で死んでいる

また、現代医療の問題はガンだけではありません。1973年、イスラエルで病院ストが決行されました。診察する患者の数が1日6万5000人から7000人に減らされた。ストは一ヶ月もの間続いた。すると、病院スト期間中、患者の死亡率が半減しました(エルサレム埋葬協会調べ)

驚きの事実はネガティブな情報だけではありません。下記のような希望に満ちた素晴らしい驚きの事実があります。

  • NPO法人「ガンの患者学研究所」では、700人を超えるガン患者が、自然退縮、完全治癒している
  • がん克服・自然活動 NPO法人「いずみの会」でもガン患者の年間生存率は95%

三大療法(手術、抗がん剤放射線)より代替療法

三大療法は全て患者の免疫力を下げ、がん細胞を治癒する力を逆に失わせてしまいます。身体にはもともとナチュラルキラー細胞(NK細胞)という免疫細胞があり、ガン細胞を自然に治癒してくれるシステムが備わっています。前述した「ガンの患者学研究所」も「いずみの会」でも、「心、食事、生活(運動など)」を変えれば、自然治癒力が高まり(NK細胞を増やし活性化させる)、ガンが自然に治癒していくことを実践で証明しているのです。アメリカでは政府が「三大療法よりも代替療法が勝る」と認めたせいか、代替療法を選ぶ患者が増えていて、ガンの死亡者は急速に減っているのです(OTAリポート)

ガン細胞に関する理論の根本的間違い

「ガンの患者学研究所」の川竹さんが本質的に重要なことを指摘しています。

「医学教科書の1ページに、『ガン細胞は無限増殖し、宿主(患者の身体)を殺すまで増殖し続ける』という150年前のドイツ学者ウィルヒョウの学説が載っています。人間の体内には毎日約500個ものガン細胞が産まれているので、ウィルヒョウの学説が正しいなら、人類は100年以上前に絶滅しているはずです。最初のガン理論が間違っているので、後の全てが間違っています」(川竹氏)

現代医学はガンに対しウィルヒョウ理論を信じて治療を行っているのです。私達が現代も絶滅せずに生きているのは、ガン細胞を減らす免疫細胞(NK細胞など)のおかげなのです。つまり、現代医学では免疫(自然治癒力)の存在を全く考慮していない、ということです。

代替療法はたくさんある

代替療法にはいろんなものがあります。船瀬さんは本書で下記の代替療法を紹介しています。全て取り入れる必要はないので、自分の合うものをいろいろ試してみるとよいと思います。

笑いの療法

笑うだけでガン細胞を攻撃するNK細胞(ナチュラルキラー細胞)が6倍に増えます。また、笑うと遺伝子のスイッチがオンになることを村上和雄博士が研究で立証しています。笑いはガンだけでなくアトピー患者にも良いようです。また、糖尿病にも良いと言われ約20分間笑っただけで血糖値の上昇が抑えられる、という研究結果があります。

新しい医学の中心概念に「精神神経免疫学」があります。これは「精神(心)」が「神経」を通じて「免疫(自然治癒力)」に影響を与えることについて学ぶ学問です。古来より東洋で伝わる「心身一如」の思想と同じです。病気は「気(心)が病む」と書きます。また英語では"Disease(ディジーズ)”と言います。"Dis(~でない)”と”Ease(平安)”で「平安でない」という意味です。東洋でも西洋でも病気は「心が平安でない状態」が作りだす、と昔から言い伝えられているのです。アイゼンク教授の研究では精神的に前向きな人は後ろ向きな人に比べて77倍もガンの死亡者数が少ないです。

免疫に関する世界的権威である安保徹教授によると、ガンの三大原因は「悩み過ぎ」「働き過ぎ」「薬の飲み過ぎ」です。二つの自律神経のうち緊張型の交感神経優位となり、ガンと闘うリンパ球(NK細胞など)が減り、炎症などを引き起こす顆粒球が増えて、免疫力が下がりガンになる、という理論です。この交感神経優位になる原因が様々なストレス状態です。ストレス⇒(不快ホルモン)アドレナリン分泌⇒不快感情⇒交感神経緊張⇒顆粒球増加⇒リンパ球減少⇒ガン増殖・・・という流れになっているのです。逆に、精神的にプラスの状態(笑い、リラックス、幸せ、愛や感謝)⇒(快感ホルモン)エンドルフィン分泌⇒快感感情⇒副交感神経優位⇒顆粒球減少⇒リンパ球増加⇒ガン減少・・・となります。

温熱療法

 『免疫革命』などの名著で知られる安保教授はガンを治すには3つの方法がある、と言います。それは「笑う」「食事を変える」「体を温める」ことです。また、体を温めるとガンだけでなくあらゆる病気が改善していきます。『「体を温める」と病気は必ず治る』は石原医師の50万部を超えるベストセラーになっています。人間の体は36.5~37度の体温が最も良く働くようになっているのです。また、ガンは体温が35度のときに最も増殖します。まさに「冷えは万病の源」なのです。体を温める方法には下記のようなものがあります。国立衛生研究所チームの実験で、39.6度になるとガン細胞は10日で全滅し正常細胞は生き残る、という結果が出ています。更に体温が上がると白血球の活動が活発になり、免疫力が高まります。風邪を引いたときに高熱が出るのは正に自然に備わった人体の叡智なのです。

  • 薬をやめる(又は減らす)
  • プチ断食をする(又は少食にする)
  • 運動・筋トレをする
  • 気持ちよく過ごす(ストレスをためない)
  • 生姜をとる(紅茶に生姜を入れて飲む、生姜紅茶も良い)
  • サウナ
  • 半身浴(30分くらい)
  • 温かい服装(靴下の重ね履きなど)
  • 温かいお風呂に入る(41.5~42度くらい)
  • 温熱療法(ハイパーサミア)

病院のガン治療の一環として行われる温熱療法には下記のようなものがあります。

  • 全身「温熱療法」
  • 局所「温熱療法」

全身「温熱療法」では、温かいお風呂に入る(約42度の全身浴を数時間)があります。局所「温熱療法」には超音波やマイクロ波、高周波などの電磁波を用いてガン部位を42~44度まで加熱する方法があります。電磁波は遺伝子を傷つけ発がん性があるので問題もあります。超音波なら副作用が少ないので有望な温熱療法だと言えます。

自然療法

 野生動物にはガンや糖尿病、その他の人間がかかるほとんどの病気にかかりません。先住民や古代の人間も同じように現代人がかかる病気にはほとんどかからないと言います。つまり自然の中で自然な暮らしをしている限り、病気にはなりにくいということです。動物でも野生ではなく動物園や人間に飼育され、不自然な生活をすると、病気にかかってしまいます。具体的には薬草を使うハーブ療法などがありますが、それよりも個人的には文明毒を避け、不自然な生活を改めることが大切だと思います。簡単に実践できることに下記のようなものがあります。

  • 無農薬(もしくは低農薬)の野菜・果物・穀物を食べる
  • 浄水器の水を飲む
  • 抗生物質などの薬をあまり使用していない動物の肉(ジビエや馬肉なども良い)を食べる
  • 合成洗剤ではなく石鹸やその他の自然素材の洗剤を使う
  • シャンプーは自然素材のものを使う(もしくはお湯で髪を洗う)
  • フッ素入りの歯磨き粉は使わない
  • ワクチンや薬は使わない(緊急時以外は病院にできる限り行かない)
  • フッ素洗口はしない
  • 食品添加物を避ける(アミノ酸人工甘味料、保存料、着色料など)
  • 夜は11時までに眠り、朝起きたら朝日を浴びる
  • お風呂は浄水器を使うかビタミンC(粉末のもの)を入れて塩素を中和する
  • 携帯を使う時はイヤホンマイクを使い電磁波を軽減する
  • 電子レンジ稼動時はあまり近づかない

他にもいろいろありますが、あまりストイックに考えず、楽に簡単にできることからひとつずつ実践することをオススメします。

菜食療法

 肉食の弊害は様々な研究から指摘されています。例えば、心臓麻痺の死亡率はベジタリアンの8倍以上。毎日肉を食べる人は菜食者に比べ3.8倍も糖尿病死しているという研究があります。人間が肉食に適していない理由に下記の三つがあります。

  • 歯型(人の犬歯は肉を食べるのに適していない)
  • 唾液(人の唾液はアルカリ性穀物の分解吸収に優れている。肉食動物の唾液は酸性で、肉たんぱく質を分解吸収するのに優れている)
  • 消化器(人の消化管は肉食獣の3倍の長さがあり、肉を食べると腸内で異常発酵して毒素を発生させます)

「腐る」という字は「腸に肉が入る」と書きます。正に肉を食べると腐ってしまうのです。肉そのものに毒性は無いのですが、肉を食べると腸内で有害悪玉菌が増えて、その腸内細菌が毒性物質を発生させてしまうのです。逆に言うと腸内で悪玉菌が増えないのであれば、肉は栄養も優れているので健康に良い食材になる可能性もあるのかな、と思います。狩猟採集時代の古代民族やイヌイットなど肉食の先住民などは、もしかすると肉を食べても腸内で悪玉菌が増えない体質なのか、もしくは悪玉菌が増えにくい工夫を無意識で行っているのかもしれません。

心理療法

精神状態(心)と身体は密接に繋がっています東洋医学で言うところの「心身一如」です。多くのガン患者を手がけた医師は「治るか治らないかの七割は心の問題です」と言います。マイナスな感情(恐れ、怒り)になると不快ホルモンが出て免疫力が下がり、プラスの感情(愛、喜び、笑い)になると快感ホルモンが出て、免疫力が上がります。「ありがとう」という感謝の心でガンが治る、ということは世界の医学会でも理論的に認知されているのです。具体的には前述した快感ホルモンが分泌されることによって、NK細胞(ナチュラルキラー細胞)が増え、その結果、ガン細胞が縮んでゆく、という流れになっています。また、アイゼンク博士は「性格を変えるとガンは10分の1以下になる」と言っています。

無理やり性格を変えようとしたり、怒っているときに感謝しようとする必要は無いと思いますが、自分が精神的にプラスでいられるように、生活の工夫をすると良いと思います。個人的には食事内容や食事の量でも精神状態がかなり変わると感じているので、普段怒りっぽかったりネガティブな気持ちになりやすい方は、今までとガラっと食生活を変えてみるのが良いと思います。例えば肉食の方は一週間くらい菜食にしてみたり、逆に菜食の方はお肉や魚を食べてみることです。食べすぎの方は少食にし、少食の方は少し食べる量を増やしてみてください。心身の状態がどう変化するのか、自分で実験してみるのです。

あとは、単純に日々を楽しく心地よく過ごせば良いだけです。できる限り好きなことをやり、好きな人と時間を共に過ごします。そして、疲れたときはゆっくりと休むことです。幸せな毎日を過ごせば、ガンは自然と治癒していくのです。

自然住宅療法

1970年代のヨーロッパでは学校で子供達が荒れて校内暴力など深刻な問題になっていました。そして専門家が調べた結果「コンクリートやガラス、鉄など無機的な建材や化学物質を揮発させる建物が子供達を落ち着かないものにしている」という結果になりました。また、同時期の西ドイツでも「新築住宅の多くは石油化学製品でできており、有害な揮発性有機化合物(VOC)が蒸発し、住民の健康を蝕んでいる」と結論づけたのです。つまり、伝統的な昔ながらの自然素材の建物ではなく、近代的な化学物質まみれの建物は人間の心身に悪影響がある、ということです。

日本でも「シックハウス」という言葉で知られていることです。建築には459種類もの化学物質が使われていて、多くの化学物質に発がん性や中枢神経毒性があります。ハウス・メーカーで建てると、これらの有毒化学物質だらけになります。また大手のハウスメーカーはCMなど宣伝に多大な費用を使っているため、5000万円支払っても2000万円の住宅しか建てれません。だから、家を建てるなら自然住宅の建築で信頼できそうな工務店や大工さんに頼むべきです。

人間の口から入る食べ物・飲み物は一日約2kgです。それに対し吸い込む空気の量は約10kgと5倍もあります。食べ物は腸管などから吸収され肝臓で解毒されますが、空気は肺から吸収され、直接血液に入っていきます。空気に含まれる化学物質の方が身体に与える毒性が強いのです。

コンクリート住宅に住む人の平均死亡年齢を調べると、木造住宅より9年も早く死んでいます。人間だけでなくネズミも木箱でなくコンクリート箱に入れて育てると、93%が死んでしまいます。コンクリートは冷輻射という減少が起きるため、住人の体熱を奪ってしまうのです。同じように一般的な窓ガラスも体熱を奪います。窓のサッシを木枠など金属製でないものにしたり、二重ペアガラスにすることで、冷たい外気による輻射を防いだ方が良いです。

自然素材の住宅には凄い力があります。木は医学的に癒しの生理効果があることが、証明されています。また畳のイグサには沈静・抗菌・浄化・調湿・防音作用があります。イグサ和紙にも通常の壁紙の四倍もの空気浄化作用があります。5000年の歴史を誇る漆喰にも空気を浄化・調湿し、心身を癒す効果があります。僕の友人の家は伝統工法を受け継ぐ昔ながらの大工さんが建てた木造住宅なのですが、自然素材の家は心地よさが全然違いました。本能や直感が喜ぶ住まいに住みたいですね。

手当療法

ガンは血液が汚れ(毒素が入る)滞ることが原因と言われます。なのでこの毒素を排出すればガンは治っていくのです。古くから伝わる民間療法である手当療法は、この毒素を排出し血液の流れを良くする力があります。例えば「こんにゃく湿布」という、こんにゃくを茹でて温めてタオルで包み、お腹とわき腹(肝臓)の上に置く手当があります。手当療法の具体的な方法については、ここでは書ききれませんので、興味のある方は下記の二冊で調べてみてください。

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糖鎖療法

 糖鎖とは細胞同士のコミュニケーション(通信)をするための媒体です。DNA、たんぱく質に次いで「第三の生命鎖」と呼ばれています。糖鎖は生命活動の全て(ガンを治癒する免疫システムも含む)に関わっている大切なものですが、現代人はほとんどが糖鎖欠損症なのです。(健康な長寿者は現代人の1.7倍もの糖鎖アンテナを持っている)。

また、ガン細胞はAIFという特殊受容体の糖鎖を出していて、これはガンが自滅するために存在します。海藻由来のフコイダンという成分がこの受容体と結合すると、ガンのDNA設計図が破壊され自滅するのです。糖鎖を増やすために必要な栄養食品(タンパク多糖類を含む)に下記のようなものがあります。

ホメオパシー

 19世紀初頭までヨーロッパには下記の五つの医療の流れがありました。

  1. ナチュロパシー(自然療法)
  2. オステオパシー(整体療法)
  3. サイコパシー(心理療法
  4. ホメオパシー(同種療法)
  5. アロパシー(薬物療法

そのうち、現代医学では5つ目の薬物療法だけが残り、他の4つは国家権力や石油権力(薬物は石油からできる)などにより弾圧・追放されてしまったのです。この弾圧により、自然療法やホメオパシーなどを行う治療者は逮捕・投獄されてしまいました。この4つは自然治癒力を高めて病気を治す医療だと言えます。逆に残った薬物療法自然治癒力を低下させ、かえって病気の治りを悪くする一時しのぎのための医療と言えるでしょう。身体にはホメオスタシス(元に戻す力=治る力=自然治癒力)が備わっています。下痢や発熱などの「症状」は自然治癒力の現れです。解熱剤や下痢止めなどは、その自然治癒力の現れである症状を抑える薬です。薬物療法は別名「逆症療法」とも言われます。

ホメオパシーは200年以上も昔にドイツのサミュエル・ハーネマン医師が開発しました。ホメオパシー薬物療法とは逆に症状を抑えるのではなく、むしろ症状を出しきり全うさせることで病気を治そうとする医療です。熱が出たときには、しっかりと熱を出し切りウイルスや細菌に打ち勝つ免疫力を高めていくのです。これを、「同種の法則(似たものにより治療する)」と言います。ホメオパシーでは毒性物質を水で十万倍にも薄め、その水を振動させることで物質の情報を水に転写します。極限まで薄めているので毒性物質自体は既になくなっていますが、振動させることにより水に毒性物質の情報(エネルギーパターン)が残っているというのです。この希釈・振動により得られた物質をレメディと言います。ホメオパシーの医師であるホメオパス医師により、症状により様々なレメディが処方されます。

話だけを聞くと摩訶不思議な感じに思うかもしれませんが、これは東洋医学の漢方にも似ています。ホメオパシーでは毒蛇の毒を使ったレメディもありますが、東洋医学でもマムシげ原料の漢方があるのです。東西問わず、毒性物質を使い自然治癒力を高める方法は、古来から受け継がれている方法なのです。異なるのは、ホメオパシーの場合は、毒性物質自体は既に消えていて、物質の情報だけが残っている、という点です。

更に不思議なことにホメオパシーではレメディの希釈率を高めると(薄めれば薄めるほど)、効力が高まると言われています。従来の科学・医学では説明が不可能なのです。説明が不可能なため、「インチキだ」「詐欺だ」と非難を浴びることも多いホメオパシーですが、実際に処方されて効果がある方がいる限り、簡単に否定することはできません。逆に言えばどんなに現代科学・医学が理論的に説明をつけたとしても、患者に効果が無いのでは全く意味がありません(抗がん剤が正にその一例です)。ただし、ホメオパシーに効果があると言っても、誰にでも即効性があるわけではありません。信頼できるホメオパスにきちんと診断してもらい、本当に自分に合うレメディを探さなければなりません。

ホメオパシーは最先端の医学である波動医学に通じる医療です。波動医学に関しては、以前ブログでも紹介した『未来を救う「波動医学」(船瀬俊介)』に詳しく書いてあります。

運動療法

運動をするとガン細胞が小さくなります。一日中デスクワークをする人は、肝臓ガンや大腸ガンが多い、という報告もあります。人間は動物です。動物は「動く生き物」です。動かなければ病気になり、死んでいくのは自然の成り行きです。動かないと生命エネルギー(気)や血の流れが滞ってしまうのです。生存率が95%と言われるガン患者の集まりである「いずみの会」でもガンを治癒するのは「心・運動・食事」の三つの改善が必要だと言われていますし、免疫学の権威である安保教授も「笑う・食事・体を温める」ことがガン治癒の方法として薦めています。

最近の研究で筋肉が「マイオカイン」という活性物質を生産していることが判明しました。マイオカインは約30種類ありホルモンに準じる物質で、免疫向上・老化防止・代謝促進など生命活動を促進する様々な効能を持ちます。筋肉が自然治癒力(生命力)を高める、ということです。アイソメトリクスといって、一日五秒以上、筋肉に八割以上の負荷をかけると、筋肉は急激に増強していくと言われています。全身に思い切り力を五秒間込めるだけで良いので、いつでもどこでも簡単にできて、お勧めです。特に丹田(お腹の下の方)や肛門をギュッと閉める筋トレはヨガでも有名なので、健康促進にオススメです。

そして、個人的に思うのは、ただストイックに運動するのはマイナス効果が大きいです。なぜなら、無理することは「心」を駄目にするからです。ということで、自分のペースでできる限り楽しく体を動かすことをオススメします。中国にも「ガンの学校」という患者会があります(大半が末期患者)が、驚異的な治癒率になっています。この会のモットーが「笑うことと、踊ること」なのです。思い切り笑うことは腹筋を鍛えるので、ある意味楽しい運動です。踊ることも楽しい運動です。また、散歩など簡単な運動でも十分に効果があります。

呼吸療法

生命の基本は呼吸にあります。一生の間にできる呼吸の回数は決まっている、と沖ヨガの沖先生は言います。ハツカネズミはせわしく呼吸をしているので、一生が短いです。ゾウガメは地上で最長寿を誇る動物ですが、その呼吸は数分間に一回レベルです。「長い息は、長息(長生き)」ということです。また沖ヨガの教えでは「一生に食べる食事の量も決まっている」そうです。「長息長命、少食長寿」です。呼吸法にはいろんなものがありますが、簡単にできるのは「数息観」があります。背筋を伸ばし、体の力を抜いて、息を吐きながら心の中で数を数えていき、息を吸いながら数を数えていく、それだけです。やると血行が良くなります。寝る時に布団の中で寝ながらやってもOKです。

自律神経系(無意識的に自然の力によって動かされている)によって支配されている生理活動の中で、呼吸だけは意識的にコントロール可能になっています。呼吸を制御することで、自分の心身をコントロールできるようになるのです。世の中には様々な呼吸法がありますが、どれも丹田(ヘソの下ら辺)を意識し力を入れて行う「腹圧式呼吸」になっていると沖正弘先生は言われています。ちなみに、ヨガでは丹田を「神の座」と呼んでいるそうです。丹田が充実している人は喜怒哀楽に流されなくなります。

個人的にオススメなのは仏教瞑想にある「アーナパーナ・サティ」という呼吸を意識する瞑想です。これは瞑想の一種で、呼吸法とは違いますが、アーナパーナ・サティをすると、僕の場合は自然と呼吸が深く長くゆっくりになっていくので、他の呼吸法が難しかったり合わない方にはオススメします。これは、静かな場所で座り背筋を伸ばして、体を楽にし、鼻先に意識を向け、鼻から出入りする呼吸を意識し続けるだけです。これだけのことですが、しばらくやっていると、とても穏やかで凄く集中した意識状態になります。最近流行になっているマインドフルネス瞑想の元になっている、ヴィパッサナー瞑想の中でも一部取り入れられている非常に伝統的な瞑想法になります。

イメージ療法

 自己啓発成功哲学で「思考(イメージ)は現実化する」とよく言われます。本屋に行けば、似たようなことが書いてある本がたくさんあり、同じようなこと話してくれる講演会もたくさんあります。正直なところ、胡散臭い書籍や意見も多々見受けられますが、これだけたくさんの方が同じようなことを言い、それに影響される方がたくさんいる、という事実にはやはり一定の真実が含まれているからだと思います。漫画やドラマ、映画でも、「夢は叶う」「奇跡は起こる」と何度も反復されているテーマです。

人生で起こる出来事ですら現実化してしまう思考やイメージの力。当然のことながら、心身に与える影響力は大きいです。人は怖い出来事を想像すれば汗をかいたりドキドキします。嬉しい出来事を思い描けば、それだけで幸せな気持ちになれます。美味しいものを想像すると、唾液が分泌されます。

イメージ療法ではガン細胞そのものを氷の塊として思い描き、太陽の光で溶かしてゆくことをイメージするやり方があります。ただ、個人的には「実現する夢リスト」を作ったり、自分が行きたい場所の写真を飾って毎日眺めたり、好きな人と明るい未来について語り合ったり、そういう希望に満ちた未来をいつも想像するのが良いと思います。要は自分自身が幸せで前向きな精神状態になれれば良いのです。ガンが治っていくことを想像することも大切ですが、「治ったらこれをしよう!」など「やりたいこと」を想像することで精神状態がプラスになり、結果的に自然とガンが治癒していくはずです。もちろん、ガン患者さんでも体力がある程度ある方であれば、自分の体調に応じて治る前でも夢を叶えていけば良いと思います。プラスの感情は治癒ホルモン(オキシトシン、エンドルフィンなど)を分泌し、自然治癒力を高めるのです。イメージ療法を行った末期ガン患者の生存期間が二倍以上伸びた、という報告もあります。

また、イメージ療法ではなく、逆に瞑想をして心を静かにすることで、ホメオスタシス(生体恒常性機能=自然治癒力)が最適な状態に落ち着いていきます。実際に乳がん患者が瞑想をすると、生存期間が二倍に増えたという研究結果があります。

そして最も重要なことですが、「ガンは無限増殖するので、治らない」という現代医学の間違い、医者の間違った意見を鵜呑みにしないことです。「ガンは治らない」のではなく、「そのお医者さんに、ガンを治す方法が分からない(知らない)」だけなのです。一人の医者が「治らない」と言っても、他のお医者さんを探せば良いだけです。

まとめ・おわりに

様々な代替療法を紹介しましたが、大切なことは「道は一つではない」ということです。いつもどんなときも諦めずに探せば、希望の明るい道が必ず見つかります。ある人は「笑い」によってガンを治し、ある人は食事を変えてガンを治すでしょう。ある人は、たくさんの代替療法を併用して治すでしょう。どんな道も自分でしっかり調べて、納得が行く道を自信を持って進めば良いと思います。僕自身は三大療法は誰にも薦めませんが、最終的には自分の体のことは自分でそれぞれが決めることです。三大療法だったとしても、そのデメリットをきちんと理解し、代替療法のこともしっかりと調べた上で納得して治療するのであれば、ガンが治癒する可能性はゼロではありません。未来のことは誰にも分からないのです。

今後も新しい代替療法はどんどん増えていく可能性があります。大切なのは「自然治癒力を高めるかどうか」です。また医学的データ(左脳的情報)も重要ですが、自分の本能や直感(右脳的情報)も両方とも組み合わせて判断することをオススメします。

長文でしたが、今回も読んでくださってありがとうございました。
情報に間違い・勘違いなどありましたら、ご指摘いただければ幸いです。
また、オススメのガン情報・健康情報がありましたら、ぜひ教えてください。

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