PAPAの独り言

PAPA(3児の父)が、いろいろ書きたいこと書きます。

人が病気になるたった2つの原因ー低酸素・低体温の体質を変えて健康長寿!(安保徹)

人が病気になるたった2つの原因 低酸素・低体温の体質を変えて健康長寿!

人が病気になるたった2つの原因 低酸素・低体温の体質を変えて健康長寿!


免疫学の世界的権威である安保徹さんの本『人が病気になるたった2つの原因』を読んだので、備忘録・書評を兼ねて、印象に残ったことなどを書きます。
※素人の文章ですので、間違い・勘違いがありましたらご指摘いただければ幸いです

【ガンになる根本原因】

人がガンになる理由は簡単です。働き過ぎや人間関係などによるストレスと、それによる血流障害(=冷え)が主な原因です。安保教授は、「発ガン物質(化学物質、タバコ、放射線や紫外線など)はガンのきっかけにはなるかもしれないが、それが主な原因にはならない」と言います。病気は必ず必要があって起こります。ガンも必要があるから、存在する身体の叡智なのです。ガンが生まれる条件は「低体温と低酸素」の状態です。ストレス過多な生活をすると呼吸が浅くなり低酸素状態になり、それにより血流が悪くなり低体温状態になるのです。そうすると、細胞がガン化していきます。だから、ガンを治癒するためには、ストレスが溜まらない生活をして呼吸を深くして身体に酸素を行きわたらせ、適度な運動をして体を温めることです。

基本中の基本になりますが、恒温動物(温度が変わる動物)である人間は、生きるために一定の酸素と温度が必要になります。恒温動物は低酸素・低体温状態では生きていくことが難しいのです。低酸素・低体温状態になった時、身体は何とか生き延びようとして、その状態でも生きていけるように細胞をガン化するのです。なぜなら、ガン細胞は低酸素・低体温状態の方が生命力を発揮できるからです。

人間の身体は食べ物の栄養素や呼吸から得た酸素を細胞まで運び、活動エネルギーに変えることで生きています。そしてエネルギー産生システムは「解糖系」と「ミトコンドリア系」の二種類に分けられます。解糖系は低酸素状態で活動し、原料となるのは主にブドウ糖(糖質)です。ガン細胞は解糖系になります。ミトコンドリア系の原料は解糖系で分解された栄養素や酸素、その他の要素が含まれています。ミトコンドリア系は解糖系とは比べ物にならないくらい大きなエネルギーを生み出します。

ガンを治す具体的な方法は下記などがあります。

  • 体を温める
  • ゆっくり深呼吸する
  • ストレスを溜めない(働き過ぎない、無理しない)
  • 有酸素運動をする(ヨガ、太極拳、ウォーキングなど)

 【人体(細胞)がエネルギーを生み出す仕組み】

食事をすると、そこに含まれる栄養素が腸で消化吸収され、血液やリンパ液をつたって全身の細胞へ運ばれます。細胞内でエネルギーの材料になる栄養素は、主に糖質(ブドウ糖)です。穀物、イモ類、砂糖などに含まれる成分が細胞内で分解される過程で、活動エネルギーが生み出されます。これが解糖系の仕組みです。ただし、このエネルギーは非常に少なく人間の生命活動を支え切れません。瞬時に生み出され瞬時に消費されていきます。足りない分はミトコンドリア系のエネルギー工場で補わなければなりません。ミトコンドリア系は解糖系の18倍ものエネルギーを生み出します

解糖系で分解された栄養素は、ミトコンドリア系の内部で更に分解され、水素が取り出されます。この水素が、別経路で運ばれてきた酸素と結びつく過程で、莫大な量の活動エネルギーが生み出されるのです。ミトコンドリア系のエネルギーに瞬発力・即効性はありませんが、水素と酸素の活用による無尽蔵のエネルギー産生により、人間のように巨大化した生命の活動を支えているのです。

解糖系もミトコンドリア系もどちらも必要だから人体に備わっています。要は適材適所なのです。解糖系は瞬発力に優れているので、危機的状況の際に動くのに適しています。ミトコンドリア系は持続性に優れているので、普段の問題が起きていない状況に適しています。

【ストレスと血糖値】

ストレスは高血糖、高血圧の原因にもなります。ストレス(怒りなど)があると交感神経優位になり、血糖値を上げるアドレナリンが分泌されます。逆にリラックスして穏やかな気持ちでいると、副交感神経優位になり、血糖値を下げるインスリンが出ます。精神状態が自律神経の状態を変え、その結果、分泌されるホルモンが変わり、血糖値を上げたり下げたりするのです。

【ストレスと免疫力】

免疫とはウイルスや最近、ガン細胞などからの攻撃を防御する働きのことで、血液中の主成分の一つ、白血球が中心的な役割になっています。そのため白血球は「防御細胞」と呼ばれますが、様々な種類がありそれぞれが連携をして人体が守られているのです。人体を守る白血球の代表的なものが、顆粒球とリンパ球です。

顆粒球は細菌や老朽化した細胞の残骸など、サイズの大きな異物を処理し、血液中の白血球の約60%を占めています。リンパ球はウイルスのような小さな異物やガン細胞を担当していて、白血球の35%を占めています。また、細菌や老廃物を食べるマクロファージと呼ばれる白血球も5%ほど存在します。マクロファージは白血球全体を統御する司令官の役割も担っています。

ストレスがたまると交感神経が緊張し、顆粒球が増えます。交感神経が優位な日中は、活動する際に傷を負いやすく、傷口に細菌が入る可能性が高く、サイズの大きい細菌を捕食するために顆粒球が増えるのです。逆に副交換神経優位になる休息時(食事中、夜間の睡眠中など)はウイルスのような小さな異物が入ってきやすいです。また、一日の活動で老朽化した細胞やガン細胞なども、夜間の休息時間に現れやすくなるため、リンパ球が増えてウイルスを抗体で撃退しようします。つまり免疫細胞は必要に応じて、必要な種類のものが増えて活動し人体を守っている、ということです。

ただし、ストレス過多の毎日を送っていると、顆粒球ばかりが増えていきます。顆粒球は攻撃の際に活性酸素を放出するため、増えすぎると健康な組織細胞にまでダメージが及びます。ストレス過多で休息が取れていない人は、しっかりと休息を取り、無理の無い日々を過ごす必要があります。特に30代、40代と加齢していくごとに、解糖系が後退していくので、できる限りストレスの無い毎日を送ることが大切になります。

逆に、あまり外に出ず家の中で日々だらだらと過ごしてばかりいると、ストレスが無さ過ぎて(リラックスし過ぎ・運動不足)、代謝が抑制され血流障害が起きて、結果的に低体温になります。ストレスと無縁の生活をしている穏やかな性格の人でも、副交感神経に偏りすぎると低酸素・低体温に陥り、ガンにかかることがあるのです。交感神経と副交感神経はどちらも必要な機能ですが、バランスが大切です。

【子供は解糖系で、大人はミトコンドリア系】

人間の一生を辿ると、赤ちゃんが最も解糖系優位(瞬発力・無酸素運動・きびきび)の状態になっていて、細胞分裂を盛んに行います。大人になるにつれて、段々とミトコンドリア系優位(持久力・有酸素運動・ゆったり)になり、細胞分裂はあまり行わず、心身共に落ち着いた状態になっていくのです。つまり、子供が元気で活発に動くのは自然の摂理、というわけです。そして、年齢を重ねるごとに心が落ち着き穏やかになっていくのです。騒ぐ子供に「落ち着きなさい!」と言ってしまいますが、それは自然なことで仕方のないことなのかもしれません。最終的には60代を過ぎて完全にミトコンドリア系の世界に移行し、最後に死を迎えていくのです。

また、解糖系は燃費が悪くエネルギーとなる栄養(糖質)をたくさん必要とします。子供や若い人は運動量も多く、お腹がすくので、年配の方と比べてたくさん食べるのは自然なことです。30代、40代、50代と年齢を重ねるごとに、食事の量は自然と減っていきます。これは運動量も減り、ミトコンドリア系が優位になっていくので、栄養があまり必要なくなるからです。少食や断食には素晴らしい効果があることが判明していますが、それはある程度大人になってからのことで、子供の頃にはやるべきでは無いでしょう。

それから、子供がピーマンなど苦味やクセのある野菜を苦手とするのは、解毒作用を司るミトコンドリア系がまだ未熟なために、野菜に含まれるポリフェノールを上手く処理できないからです。「野菜を食べなさい」と先入観で判断するのではなく、子供の本能的な味覚や欲求を尊重する方が、かえって健康になるということです。

【老化の原因の一つは活性酸素

年齢が上がるごとにミトコンドリア系に移行すると言いましたが、それは酸素を多く利用するようになることです。その結果、体内に活性酸素が生じ、体が老化していくことに繋がります。また、過剰なストレスがあると、低酸素・低体温の条件化で体内に活性酸素が生じ、老化や病気を引き起こします。顔にシミやシワができるのも酸化=老化の現われです。つまり健康な人でも年を取れば老化は自然と起こる現象ですが、無理をし過ぎてストレス過剰な生き方をしている人は、通常よりも早く老化が進む、ということです。

【精神(男)と卵子(女)】

精子(男)は解糖系(無酸素運動が優位の細胞で、冷えに強く分裂して増えていき、そして女に比べると短命の傾向(平均寿命79歳)があります。
卵子(女)はミトコンドリア系(有酸素運動が優位の細胞で、冷えに弱く温めて成熟し、比較的長命(平均寿命87歳)です。また、女性は思春期を経て結婚適齢期になるにつれ女性ホルモン(エストロゲン)の分泌が増え、体型はふくよかになり丸みをおび、女性らしい魅力が出て、副交感神経が優位になっていきます。それが20代~40代の女性の基本ですから、交感神経優位のストレス過剰な生き方は身体にとっても非常に負担のかかることなのです。

女性はなるべくストレスの無い環境で、体を温かくして過ごすことが大切になります。男性は逆にストレスのある環境でも生きれるように、体を動かし、多少は冷たい空気にさらされることも必要になるでしょう。凄く面白いと思ったのですが、戦前・戦後を通じて、女性は暖かい沖縄県が、男性は寒くて高地(低酸素)の長野県が長寿の1位を占めています。男女の違いを考えることは、長寿健康の秘密を知ることに繋がりそうです。

【血液について】

全身に酸素や栄養素を運び、不要になった老廃物や二酸化炭素を体外に排出させるのは、血液中の主成分である赤血球の働きです。血液内では免疫細胞である白血球も働いていますが、その数は赤血球の660分の1です。食べ過ぎると、白血球が血液中の食べ物の断片を処理するために働く必要が出てくるので、もう一つの仕事である細菌の対応が出来なくなります。食べ過ぎが免疫力を低下させるのは、そのためです。

また、日常的にストレス過剰な生活をしていると、低体温・低酸素状態になります。そして、血液が酸性に傾き、赤血球同士がくっつくため、血液がドロドロの状態になります。血液ドロドロ状態が長く続くと、動脈硬化のリスクが高まり、脳梗塞心筋梗塞にかかりやすくなります。逆にストレスから解放されると、赤血球が離れ、血液が弱酸性に傾き、サラサラで血流が良くなり、酸素や栄養素、老廃物の運搬が上手くいくのです。血液は常にサラサラが良いというわけではなく、例えば出血の際にはドロドロの方が血が止まりやすいというメリットもあるのです。

【頭の冷やし方と気持ちの変え方】

イライラして怒りの状態になった時や不安な時などに、歩いたり深呼吸すると、頭に集中した血流が、下半身の方にも巡るため、冷静さを取り戻すことができます。逆に、落ち込んでやる気が出ないときは、横になって休むと頭部に血流が周り少しずつ気分が変わってきます。

【ストレスへの対応が一番大切】

代替療法で効果が出るのは全て低体温・低酸素状態からの脱却に繋がるものです。そして、最も大切なのはストレスへの対応です。具体的に言うと、無理をせずに働き過ぎ・悩み過ぎから抜け出すことです。

ミトコンドリア活性化に必要なもの】

ミトコンドリアは栄養素から水素を引き離し、酸素と結合することでエネルギーを生み出しています。その水素を引き離すために、太陽光線(電磁波)が必要なのです。太陽光は植物だけでなく、人間にも必要なエネルギーなのです。とはいえ、太陽光の浴び過ぎは、日射病や熱中症を起し逆効果なので、適度にしておくべきです。

温度も太陽光と同じように人体に必要な要素ですが、ただ温めれば良いわけではなく、適度な温度が必要になります。温め過ぎても冷め過ぎても駄目なのです。

また、カリウム40といって、野菜や果物に含まれる微量放射線があります。果物や野菜を食べることで、カリウム40は細胞まで運ばれ、細胞内でミトコンドリアに当たり、栄養素から水素が引き離されます。つまり、カリウム40は太陽光と同じように、ミトコンドリアがエネルギーを生み出す過程で必須の要素なのです。放射線や電磁波も全てが有害なわけではなく、意味があって存在しているのです。

【ガンにならない8つのルール】

ガンになるのは低体温・低酸素状態を作り出す、ストレス過剰な「生き方」です。生き方を変えることが、ガンの根本的な治癒に繋がります。

  1. 心の不安やストレスに目を向ける
  2. 頑張り過ぎの生き方を変える
  3. 息抜き・リラックスの方法を見つける
  4. 体を冷やさない工夫をする
  5. 暴飲暴食はやめて体にやさしい食事をする
  6. 有酸素運動を生活に取り入れる
  7. 笑いや感謝の気持ちを大事にする
  8. 生きがい・一生の楽しみ・目標を見つける

体温を上げるには、温かいお風呂に入り、よく眠ることです。また、靴下の重ね履きや腹巻を着たり、温泉や岩盤浴などをするのも良いでしょう。男性も冷え過ぎは良くないので、筋トレや適度な運動で筋力アップをして、体温を上げることです。

【まとめ・おわりに】

ガン細胞はストレス過剰な生き方が最大の原因。だから、ストレスの少ない人生に切り替えれば、ガンは治癒する。凄くわかり易く面白い本でした。「食べ過ぎ」「働き過ぎ」など「○○過ぎ」をやめて、何事もバランスよく「ほどほど」にしていけば、全ては上手くいく、ということなのでしょうね。今までに紹介したガン本でも、「精神状態がガンを治癒する」ということが指摘されていました。自分らしく楽に楽しく過ごすことで、自然治癒力を最大限発揮してきたいですね。

長文読んでくださってありがとうございました。情報に間違い・勘違いなどありましたら、ご指摘いただければ幸いです。
また、オススメのガン情報・健康情報をご存知の方は、ぜひ教えてください。