PAPAの独り言

PAPA(3児の父)が、いろいろ書きたいこと書きます。

中学生の数学・お勧め問題集【定期テスト・中間テスト・高校入試対策にも繋がる】

先日は、中学生の国語に関するお勧め問題集を紹介しましたが、今回は中学生向けの数学・お勧め問題集について紹介します。この記事は主に自分の備忘録のためのメモ目的ですが、問題集を今から選ぼうとしている方の役にも立てたらより幸いです。

良い問題集や参考書の探し方

目的をハッキリさせること

まず一口に「数学の問題集」といっても、レベルはピンきりですし、その中身のレイアウトや形式も様々な種類があります。闇雲にいろいろ読んでみるのも良いですが、それはなかなか骨が折れる作業です。はっきり言って僕は疲れました(笑)

ですので、まずは「問題集を買う目的」を明確にすることが重要だと思います。我が家の場合、「入りたい高校の入試に合格する」ことが目的です。高校入試に合格するには、「学校の内申点を上げること」と「目的の高校の受験で合格点を取る」ことが必要になります。

ですので、「内申点」を上げるため、定期テスト・中間テスト対策につながる問題集と、高校入試に役立つ問題集を探すことにフォーカスしました。

目的を決めたらネットでいろいろ調べてみる

目的が決まったら、とりあえずネットでいろいろ調べてみます。手っ取り早いのは、Amazonのレビューの高評価の件数が多いものをチェックしてリストを作っておくことです。ですが「Amazonで評価が低かったり少ないものにも、良い問題集や参考書がある」ので、あくまでも「ひとつの参考」程度にとどめておくのが良いと思います。

ある程度調べたら実際に本屋で読み比べてみる

ネットだけずっと調べても、それは結局「他人の意見」に過ぎません。自分の考えや、自分の感覚の方が確実なので、ある程度めぼしがついたら、すぐに書店に向かいましょう。

本屋に行くと大量の問題集や参考書が溢れていて、ハッキリいってたくさんの本を読み比べるには根気と忍耐力が必要です。ですが、この「問題集選び(参考書選び)」は、子供の人生にとって本当に重要になると僕は思っています。なぜかというと、「良い問題集を選ぶことが出来れば、勉強に必要以上な無駄な時間を費やさずに済む」し、「子供が行きたい高校に行ける」からです。

何を重視するか?もハッキリさせておく

定期テスト対策のための問題集」といっても、いろいろあります。ですので、「何を重視するか?」を予め決めておいた方が迷わずに済みます。僕の場合は、「できるだけ教科書に準拠している教材がいい」とか「分量が多すぎない問題集がいい」など、いくつかの基準を持っていたので、決めることが出来ました。ですので、本屋さんに行く前にある程度基準を決めておくことをお勧めします。

数学は基礎を理解し、徹底的に問題を解くこと

 

「数学は思考力が必要」と言われることが多いですし、実際他の教科に比べるとそういった面が強いことも否めませんが、実際ほとんどの問題について、その解きかたを暗記すれば簡単に解けることが多いです。もちろん、意味を理解せずに単なる丸暗記方法では無理があると思いますが、きちんと理解した上で、問題の解き方自体を覚えていくのは、正攻法のやり方だと思います。

ですので、近道はなくて、とにかく問題集の問題を解きまくって、苦手分野があったら、そこを重点的に繰り返して問題に慣れていくことが重要だと思います。

中学生の数学・お勧め問題集【定期テスト・中間テスト対策用】

では、ここからは、実際に僕が15冊くらい読み比べて「これはいい!」と思った問題集を紹介します。

 受験研究社が出している『中学1年 数学 標準問題集』は、今回紹介する中で最もお勧めです。基礎レベルの問題から載っているので、定期テスト対策にもなるし、入試の標準レベルの過去問も多数掲載されているので、入試対策にも繋がります。レイアウトも見やすく、分量も丁度良いので、特に欠点は無いと思います。しいて言うなら、「受験に関する問題集は別で買うから、定期テスト対策だけがしたいんだけど。。」という人には、これよりもっと良い本がいろいろ出版されているので、そういった方にはお勧めしません。

 「とりあえず中間・期末テスト対策だけがしたい!」という方には、上記の『中間・期末の攻略本』が最もお勧めです。似たような本はいろいろ出ていますが、この問題集は「レイアウトが見やすく」「教科書に準拠している」「暗記しやすい構成」「適度な分量」と四拍子揃っていて、僕としては、この問題集のよさに気づいたときは、テンションが凄く上がってしまいました(笑)それくらいお勧めの一冊です。

教科書要点ズバッ! 新しい数学 1年

教科書要点ズバッ! 新しい数学 1年

  • 発売日: 2021/03/15
  • メディア: 単行本
 

 上記の本も「レイアウトが良い」「暗記しやすい」「教科書に準拠」「適度な分量」といいとこづくしの問題集です。コンパクトなので、車やバスなど、移動時間中に問題を解くことも可能です。

中学生の数学・お勧め問題集【高校入試用】

高校入試 超効率問題集 数学

高校入試 超効率問題集 数学

  • 発売日: 2018/07/17
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 
高校受験 合格への201 新装版 入試によくでる数学 標準編

高校受験 合格への201 新装版 入試によくでる数学 標準編

  • 作者:佐藤茂
  • 発売日: 2019/04/02
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

『 高校入試 超効率問題集 数学』は、入試に出やすい問題を「頻度順」に掲載した問題集です。出題率の高い問題を、短期間で一気に学習するのにすごくお勧めです。レイアウトも良いですし、解説も丁寧な作りになっています。

『高校受験 合格への201 新装版 入試によくでる数学 標準編』だけは、実は近くの書店に置いてなかったのですが、これだけはAmazonのレビューが良すぎたので、掲載させてもらいました。僕も近いうちにネットで購入するので、また実際に読んだらレビューする予定です。こちらの問題集も、入試に頻出する問題をたくさん解いて必須の解法パターンを効率よく覚えることができるようです。

中学生の数学・お勧め問題集【難関高校受験用】

塾で教える高校入試 数学 塾技100 新装版 (高校入試 塾技)

塾で教える高校入試 数学 塾技100 新装版 (高校入試 塾技)

  • 作者:森 圭示
  • 発売日: 2016/07/08
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 
最高水準問題集 中1数学 (シグマベスト)

最高水準問題集 中1数学 (シグマベスト)

  • 発売日: 2021/02/12
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 難関高校受験用の数学問題集は、そんなにたくさん出版されていないので、上記の三冊を比べて好きなものを選べばよいと思います。

『塾で教える高校入試 数学 塾技100 新装版』は、220ページくらいの分量で上記の中では最もコンパクトなので、問題パターンの網羅率は低いですが、逆に「本当によく出る問題」を厳選していて、解説も詳しいので、時間に余裕が無い人にはお勧めです。

『ハイクラステスト』に関しては、全てが難問というわけではなく、入試の標準レベルの問題も掲載されているので、入試標準レベルの問題と私立難関レベルの問題を両方解きたい方にお勧めです。学年別に別れているので、学校の進度に合わせて勉強することが可能です。また、上記三冊の中では最も分量が多く、三冊あわせると合計約540ページになるので、入試前の短期間にやる問題集というよりは、中学1年生の頃からコツコツ長期に渡って使う方が向いていると思います。

『最高水準問題集 中1数学』も、『ハイクラス~』と同じように学年別に別れていますが、一冊の分量は少なく三年分合わせても合計約300ページくらいです。学校の進度に合わせながら勉強したい人にお勧めです。

中学生の数学・お勧め問題集【超難関高校受験用】

最高水準問題集 特進 中1数学

最高水準問題集 特進 中1数学

  • 発売日: 2021/02/04
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 本屋で見つかる最も難しい問題集が、『最高水準問題集 特進 中1数学』のシリーズです。同社が出版する『最高水準問題集』シリーズや、受験研究社の『ハイクラステスト』シリーズよりもっと難しい問題を解きたい人にお勧めです。というか、このレベルの問題集は他になかなか見つかりません。あっても、少し出版年が古かったり、レイアウトが良くなかったりします。

おわりに

最後まで読んでくださってありがとうございました。
記事内に何か間違った情報などありましたら、ご指摘いただけると嬉しいです。

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中学生の国語・お勧め問題集【定期テスト・中間テスト・高校入試対策にも繋がる】

かなり久しぶりの投稿です。
子供が大きくなり、中学生になるということで、本屋に何度も何度も通い、
Amazonやネットで人気の国語の問題集・参考書を含め、様々なものを読み比べました。
国語の問題集だけでも20冊くらいは立ち読みしたと思います。
そんな中で、やっと、「わが子にぴったり」の問題集を見つけたので、自分のための備忘録を兼ねて紹介させてもらいます。

良い問題集や参考書の探し方

目的をハッキリさせること

まず一口に「国語の問題集」といっても、レベルはピンきりですし、その中身のレイアウトや形式も様々な種類があります。闇雲にいろいろ読んでみるのも良いですが、それはなかなか骨が折れる作業です。はっきり言って僕は疲れました(笑)

ですので、まずは「問題集を買う目的」を明確にすることが重要だと思います。我が家の場合、「入りたい高校の入試に合格する」ことが目的です。高校入試に合格するには、「学校の内申点を上げること」と「目的の高校の受験で合格点を取る」ことが必要になります。

ですので、「内申点」を上げるため、定期テスト・中間テスト対策につながる問題集と、高校入試に役立つ問題集を探すことにフォーカスしました。

目的を決めたらネットでいろいろ調べてみる

目的が決まったら、とりあえずネットでいろいろ調べてみます。手っ取り早いのは、Amazonのレビューの高評価の件数が多いものをチェックしてリストを作っておくことです。ですが「Amazonで評価が低かったり少ないものにも、良い問題集や参考書がある」ので、あくまでも「ひとつの参考」程度にとどめておくのが良いと思います。

ある程度調べたら実際に本屋で読み比べてみる

ネットだけずっと調べても、それは結局「他人の意見」に過ぎません。自分の考えや、自分の感覚の方が確実なので、ある程度めぼしがついたら、すぐに書店に向かいましょう。

本屋に行くと大量の問題集や参考書が溢れていて、ハッキリいってたくさんの本を読み比べるには根気と忍耐力が必要です。ですが、この「問題集選び(参考書選び)」は、子供の人生にとって本当に重要になると僕は思っています。なぜかというと、「良い問題集を選ぶことが出来れば、勉強に必要以上な無駄な時間を費やさずに済む」し、「子供が行きたい高校に行ける」からです。

何を重視するか?もハッキリさせておく

定期テスト対策のための問題集」といっても、いろいろあります。ですので、「何を重視するか?」を予め決めておいた方が迷わずに済みます。僕の場合は、「できるだけ教科書に準拠している教材がいい」とか「分量が多すぎない問題集がいい」など、いくつかの基準を持っていたので、決めることが出来ました。ですので、本屋さんに行く前にある程度基準を決めておくことをお勧めします。

国語は言葉の意味を知って覚えれば解ける

お勧め問題集を紹介する前に、「国語の問題はどうすれば解けるか?」について。実は国語の問題は非常にシンプルでです。「文章の意味と、問題文の意味が分かれば、解ける」という単純なことです。これは実際に入試の過去問などを解いてみれば分かります。

実は「文章読解の解法」のようなハウツー本もいくつか読んでみたことがありますが、あれをやる時間があったら、「語彙力」や「背景知識」をもっと身につけることをお勧めします。自分の知っている語彙や表現が多ければ多いほど、「読んで理解できる文章」が多くなり、結果的に受験の際に読む問題文や本文が理解できる可能性が高くなるからです。

ハウツー本でよく書いてあることは、「対比を意識する」とか「論理をたどる」などですが、そんなことを意識しなくても、語彙力があれば問題は簡単に解けます。実際に入試の過去問を解いてみれば一目瞭然です。逆にどれだけテクニックを学んだところで、本文や問題に書いてある言葉の意味を知っていなければ、問題を解くどころか「問題自体が分からない」という状況になる可能性だってあります。

語彙の増やし方は2つあります。1つ目は、「語彙本」を読んで、暗記していく方法です。2つ目は、「文章を読んで、不明な語彙を辞書で引きながら覚えていく」方法です。前者のメリットは、大量の語彙を短期間に暗記できることで、デメリットは、文脈とセットで覚えていないので、「その語彙の本当の使い方や微妙なニュアンス」などを感覚的に体得するには向いていません。逆に後者のメリットは、語彙のニュアンスや使い方をきちんと身につけることができることで、デメリットは大量の語彙を短期間に暗記することが難しい、ということです。

どちらも一長一短ある方法なので、個人的には両方平行してやっていくことをお勧めします。

中学生の国語・お勧め問題集【定期テスト・中間テスト対策用】

では、ここからは、実際に僕が20冊くらい読み比べて「これはいい!」と思った問題集を紹介します。

 まずは、教科書ワークを出版している文理が出している、『中間・期末の攻略本』という問題集です。

この問題集を選んだ理由は、「分量が多くない」「教科書に準拠している」「赤シートで隠して使うなど、暗記しやすい」「価格も安い」と、様々です。実は、『教科書ワーク』と迷ったのですが、教科書ワークの方が「分量が多く、価格も少し高いし、赤シートで隠して使うのには向いてない」という理由で、こちらの『中間・期末の攻略本』を選びました。

めちゃくちゃ読み比べて探した結果、本当にこの問題集は「教科書に出てくる基礎事項を暗記するのに最適」だと思います。逆に言うと、入試対策などで使うのには向いてませんし、応用問題などは一切出てこないので、目的を明確にしてから購入することをお勧めします。

中学生の国語・お勧め問題集【高校入試対策用】

上記は定期テスト対策用(教科書レベル)の問題集ですが、それだけではちょっと足りないので、入試用の問題集を選びました。

読解問題(入試標準レベル)

 『こわくない国語文章の読解(くもんの高校入試スタートドリル)』と、受験研究社が出版している『標準問題集 国語読解』の二冊は、実際の高校入試過去問を解きながら、標準レベルの読解練習ができる、とてもお勧めの問題集です。

この二冊はどちらも、「解説が詳しく」「レイアウトが見やすい」点で、個人的に凄く良いと思います。実は、「見た目が綺麗」とか「読みやすい」というのは、ずっと使い続ける予定の問題集として、非常に重要なことだと思っています。子供のやる気やテンションが結構変わります。

古典(古文・漢文)問題

高校入試 とってもすっきり古文漢文 新装版

高校入試 とってもすっきり古文漢文 新装版

  • 発売日: 2014/08/24
  • メディア: 単行本
 

 高校入試では、古典問題(古文漢文)も出てくるので、古典に関する問題集も探しましたが、古典の問題集は良いものが少なかったので、そんなに迷うことはありませんでした。上記以外だと、『古典の征服』というコンパクトな問題集があったのですが、見た目がどうしても好きになれなかったのと、解説も上記二冊の方が良かったので、候補から外れました。

『こわくない国語古文・漢文(くもんの高校入試スタートドリル)』は、凄くカラフルな紙面になっていて、中にマンガで分かりやすく古典を紹介していて、子供のやる気アップに繋がると思います。マンガが入っていますが、内容は非常に基礎的な内容になっていて、これ一冊やり切れば、大抵の高校の古典問題は解けるようになるはずです。

『高校入試とってもすっきり古文漢文 新装版(旺文社)』は、『こわくない~』に比べると、解説や問題集の形式が簡潔で分かりやすい、という雰囲気です。どちらが良いかは、人によって大分分かれると思うので、ぜひ書店で読み比べてみてください。ですが、どちらの問題集も基礎的なことがらが網羅されていて、入試に必要な知識は十分に学べると思います。

読解問題(難関高校受験レベル)

最高水準問題集 中学国語[文章問題] (シグマベスト)

最高水準問題集 中学国語[文章問題] (シグマベスト)

 
最高水準問題集 特進 中学国語[文章問題]

最高水準問題集 特進 中学国語[文章問題]

  • 発売日: 2021/02/04
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 難関の私立高校などを受験する人にお勧めの、ハイレベル問題集でお勧めなのは、上記の三冊です。正直三つ目の『最高水準問題集 特進 中学国語[文章問題]』は、大人の僕が読んでも多少難しく、読みにくい文章でしたので、本当に難しい高校を受験する人以外は必要ないかもしれませんが、解説は詳しいですし、レイアウトも読みやすく、良い問題集であることは間違いないので、念のために紹介しておきました。

『中学国語読解 ハイクラステスト』と『最高水準問題集 中学国語[文章問題] 』は、どちらも「解説が詳しく丁寧」「分量が丁度良い」「レイアウトも見やすく問題に集中しやすい」ので、公立高校レベルより難しい高校を受験する人に非常にお勧めです。

語彙暗記本

中学受験必須難語2000ポケット新装改訂版

中学受験必須難語2000ポケット新装改訂版

 
1日5分で成績が上がる! 小学生の語彙力アップ1200

1日5分で成績が上がる! 小学生の語彙力アップ1200

  • 作者:福田尚弘
  • 発売日: 2020/04/24
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 
国語力を伸ばす語彙1700 (シグマベスト)

国語力を伸ばす語彙1700 (シグマベスト)

  • 作者:吉岡 哲
  • 発売日: 2015/02/07
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 『中学受験必須難語2000』と『小学生の語彙力アップ1200』はどちらも、小学生向けの語彙力アップ本ですが、中学1年の時点で知らない語彙はたくさんあるので、漏れをなくすために、必要だと思います。もちろん、小学生のうちから使うのがベストです。どちらも、レイアウトが良くて、暗記しやすいです。言葉だけでなく、言葉の意味もきちんと覚えれるようになっています。

『国語力を伸ばす語彙1700』もレイアウトが非常によく、暗記しやすい素晴らしい語彙力アップ本です。個人的に水色の装丁が好きです(笑)
上記の三冊の語彙本は、凄くコンパクトな本なので、どこにでも持っていけて、ちょっとした時間に暗記するのにも向いています。個人的に大きなサイズの本は暗記に向いていないんじゃないかなー、と思っています。

漢字対策本

高校入試出る順中学漢字スタートアップ基本漢字1400

高校入試出る順中学漢字スタートアップ基本漢字1400

  • 作者:現文舎編集部
  • 発売日: 2019/09/01
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 高校入試で必要となる漢字の教材は様々な会社が出していますが、上記の二冊は非常に人気の本です。このドリルの良いところは、全ての漢字に意味が掲載されているところです。レイアウトや暗記のしやすさも良いですし、実際の入試過去問なども掲載されていて、他に特に気に入った漢字ドリルが決まってない人は、とりあえず上記の二冊を検討することをお勧めします。ただ、二冊だと分量もそれなりに多くなるので、時間に余裕が無い場合は、他のコンパクトな漢字ドリルを選ぶ方が良いかもしれません。

おわりに

最後まで読んでくださってありがとうございました。
記事内に何か間違った情報などありましたら、ご指摘いただけると嬉しいです。

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最高の健康長寿法2020~健康法は自分で調べて、自分で創る!~

めちゃくちゃ久しぶりの投稿です。
タイトルは少し仰々しいですが、いたって真面目です。
名前の通り、現時点での「自分にとっての最高の健康法(最高の長生き法)」を、自分のための備忘録を兼ねて書きます。

軽く自己紹介しておきますが、僕は過去に無農薬農家で働いていたり、健康食品を販売したりしたこともあり、健康マニアでもあります。
図書館や本屋に行くと、ついつい健康に関する本を手にとってしまう癖があるし、ネットサーフィンでもちょくちょく健康や医療に関する話題を拾ってしまいます。

きちんと数えたことないし覚えてもないですが、健康に関する本は、今までに300冊くらいは読んでいるはずです。

その中から、「これは様々な本で共通して書いてある」こととか、自分の中で「合理的で納得できる」話を総合し、更に自分自身の体験も混ぜて、2020年の現時点でのマイ健康法をまとめてみます。あくまでも自分用の記事ですが、僕に似た考え方や感じ方を持つ人にとっては、有益になると思います。

※僕は医者でも専門家でもない、ただの素人の健康マニアに過ぎません。文章に多少の間違いや勘違いなどあるかもしれませんので、気づいた方は一報いただけると幸いです。

植物全体食≒食物繊維・抗酸化物質物質などなど

まずは、食べ物です。昨年亡くなられた国際自然医学会会長の森下敬一博士(医師である血液生理学の研究者)は、様々な実験結果から「食べ物が血液になり、血液が体(体細胞)を作る」という発見をしています。

病気は「体の異変」なわけですから、食べ物に異変が起こることで病気になると考えられますし、実際に様々な統計データからも、それは実証されています。

ですので、病気を予防したり治癒するには、第一に食べ物を自分の体に合うものに変更する必要があります。

また、病気の症状が出る際に、必ず体内で「炎症」が起こっていると言われています。これは森下敬一先生だけでなく、例えばベストセラーの『最高の体調』の著者も言われていますし、健康や医療に関する様々な本やインターネット記事でも言われていることです。

この炎症を起こしたり消したりするのも、食べ物の変化によって起こるのです。
そして、最もシンプルで簡単に免疫力を高めてる食事法は「植物性の食べ物を、できる限り丸ごと食べる(植物全体食)」なのです。

これには、かなり多くの実証的研究があるので、僕の中では凄く信頼しています。
例えば、中国の政府主導で行われた世界史上最大規模の疫学研究と言われる、「チャイナプロジェクト」では、中国全土8億人のビッグデータを元に、10億円を越す資金と、65万人の研究者の手により、膨大な調査と分析が行われ、「病気が少ない地域の人々は、未加工の植物性食物を食べている」と結論づけています。

ここでいう「未加工」とは、正に「丸ごと食べる」という意味とほぼ同じ意味ですが、「添加物など化学物質も加えていない」という意味なども含む少し大きな意味になると思います。

このデータだけでも、僕としては凄く信頼できますが、中には「中国人に当てはまっても、日本人には関係ないんじゃない?」という反論・疑問が沸く方も多いと思います。

実は同じような統計データは、日本人の研究でも、アメリカ人のデータでも存在しますし、世界中の「長寿郷」と呼ばれる、長寿者が多数住んでらっしゃる地域の研究結果もあります。

まず、アメリカ人の話でいうと、「マクガバンレポート」という研究結果があり、これも当時のアメリカ副大統領が主導して、資金200億円をかけ、薬学や医学の専門家を何と3000名も集めて7年もの長期に渡り研究分析した結果、「健康のためには、日本の元禄時代の食事のように、無添加・無農薬・菜食中心の生活を心がけるように」となっています。当たり前のことですが、「元禄時代」という古い時代では、いわゆる「加工食品」は一切なかったはずです。

更に、国家規模での研究には劣るかもしれませんが、日本では全国の全て990地域を、36年(昭和10年~昭和46年)という超長期に渡りくまなくフィールドワークして、生活習慣と寿命の関係を調べた、長寿学の権威・近藤正二さんという方がいらっしゃいます。近藤さんは「食事・飲酒・労働・思考など」の複数項目を調査した結果、「長寿短命を決める最大の要因は、食生活にある」と気づきました。

そして、近藤さんの研究結果でも、「長寿健康を保っている地域では、雑穀・野菜・海藻・大豆などを多食し、肉や大きな魚はほとんど食べていなかった」とあります。つまり、「植物全体食」をしていた、ということです。

近藤さんの研究で興味深いのは、「白米の多食をしている地域は短命」という調査結果です。つまり、「植物食や菜食」だけではダメだということです。必ず「未加工・全体食」が必須になります。白米は胚芽部分の貴重な栄養分を削り取ってしまっているため、体に良くない食べ物に変化しているのです。

更に面白いのが、長寿の地域で有名な山梨県の「棡原」という地域では、うどんも割りとよく食べていたのですが、このうどんは「精白した小麦」で作られていたので、理屈からいうと「短命に繋がる」はずです。ですが、この地域で「うどん」というと、「野菜たっぷり具沢山うどん」が当たり前だったので、精白したうどんを食べていても、栄養のバランスは問題なかったのだと思われます。

いずれにしても、現代人の食生活に比べると、はるかに多くの野菜や雑穀を食べていた、というのが基本ポイントです。

それから、森下敬一博士は世界中の「長寿地域」を自分の足で回り、フィールドワークを何十回も行っています。この「長寿」というのが、現代人のイメージする「長寿」とはレベルが全く違います。1970年代に森下先生がフィールドワークした際には、何と150歳を越えてなお健康に生きている方が多数いらっしゃったそうです。
この際に、きちんと市役所の書類など、公式に年齢が分かる根拠を確認しているということです。

そして、こうした長寿地域で暮らす人々の食生活もまた、「植物全体食」そのものです。特に主食は「全粒粉で作ったナン」を食べる地域が多く、一緒に副菜として様々な季節の野菜や、果物、ナッツなどを食べています。
それから、長寿地域では必ずといっていいほど、「自然塩(精製されていない丸ごとの自然の塩)」をしっかりと取っているそうです。

昨今、減塩が叫ばれて久しいですが、減塩の対象になっているのは主に、ミネラルを削った「精製塩」であって、ミネラルたっぷりの「自然塩」とは異なることが推測されます。もちろん、「取り過ぎ」はダメですが、自然の塩を適量取ることは、健康長寿に役立つことを、長寿地域の人々が証明しています。

ですが、1980年代には最高齢が140歳台、1990年には130歳と段々最高齢が若くなり、2000年代には最高齢がとうとう120歳台まで落ち込んでいるそうです。
120歳でも元気に過ごされているのであれば、僕らの感覚では十分凄いですが、50年前とは比べ物にならないくらい寿命が下がっている。

その理由は、「現代文明(欧米食)が入ってきたから」です。食べ物もそうですが、大気汚染や、水の汚染など、ありとあらゆるものに文明毒が入ってきていて、それはもう避けられないようです。

なぜ植物全体食が良いのか?~決め手は食物繊維+α?~

植物全体食が健康長寿の決め手の1つであることは、ほぼ間違いなさそうですが、それはなぜなのでしょうか?

そのひとつの答えが「食物繊維」だといわれています。
食物繊維は「第四の栄養素」と言われるくらい幅広い活躍を体内で行ってくれていることが、近年の研究結果で分かっています。

様々な効能がある「食物繊維」ですが、中でも「炎症を減らす」効果があることが分かっていて、当然のことながら病気のリスクを下げるので、もちろん寿命に関係してくるはずです。

食物繊維は、有用な腸内細菌達の良い餌になり、腸内環境を良好にしてくれます。
先に森下敬一さんのお話で「食物が血液になる」と書きましたが、それが行われている場所は実は「腸内」です。
食物繊維をとることで、腸内が綺麗になり、綺麗(良好)な血液が造られるので、結果的に炎症を減らし病気を癒すことになるのです。

「じゃあ、食物繊維のサプリメントを取ればいいんじゃないの?」と考える人も多いと思います、半分正解ですが半分不正解です。

食物繊維は確かに「植物全体食のメリットの要因」ではありますが、それだけではありません。

動物食や加工食品にはないメリットが他にもあります。
例えば、「抗酸化物質」と呼ばれるものです。

科学は、基本的技術的に進化していますし、今まで解明できなかったことが、少しずつ分かるようになっています。

ですので、実は「今は分かってないけど、未来に分かること」が、まだたくさんあるかもしれません。

今の科学技術では、「食物繊維」や「抗酸化物質」くらいしか判明していないだけで、今後「植物全体食をすると○○という成分が多く摂取できるから、健康長寿に繋がる」という、まだみぬ「○○」が見つかるかもしれないのです。

ですので、個人的には、単体で「食物繊維だけ」とか「ビタミンだけ」をサプリメント的に補充するのは、お勧めしませんし、僕自身も行っていません。
それどころか、「サプリメントは有害である」という研究データもあるくらいですので、様々なデータを比較検討して、慎重に考える方が良いと思います。

お勧め健康補助食品~胚芽と小麦外皮~

サプリメントなど単一成分だけを取るのはお勧めしませんが、胚芽やオールブランなど、「食物繊維だけでなく、様々な栄養を多く含む食品」であれば、健康補助として食べるのは有りだと思います。

胚芽には小麦胚芽と玄米胚芽の2種類があり、味も成分も違いますので、食べ比べてみると良いと思います。個人的な感想は、「きな粉を少し甘くした感じ」です。きな粉が普通に美味しく食べれる人なら、かなりお勧めです。お餅にかけてもいいし、ヨーグルトやカレーに混ぜても美味しく食べれます。

オールブランはコーンフレークやグラノーラなどが置いてある付近で販売されていて、中身は「小麦の外皮」です。これは食物繊維がめちゃくちゃ多くて、触感はサクサクしているので、僕はこれもヨーグルトに入れて食べています。サラダに入れるのも有りだと思います。塗れてふやけると美味しくないので、食べる直前に混ぜるのがお勧めです。

減塩よりも適塩~塩は生命の血潮~

先ほども述べましたが、塩は適度に取るべきだと思います。なぜなら、世界中の超長寿の方達が塩をきちんと取っているからです。

なぜ塩を取って問題になるかというと、まず第一に「広く普及している精製塩には、ミネラルが全く含まれていないから」です。単一成分だけを取り過ぎると、体内の調節機能が働かないため、体に非常に負担がかかります。

それから第二に「動物性食品の中にもナトリウム(塩分)が含まれている」という理由がある、と言われています。つまり、菜食じゃなく動物性食品を多く食べている方は、「塩分ゼロの食事」をしていても、割と塩分を取っていることになるのです。既に塩分を取っている人たちが、更に塩を取ると、それは当然塩分過多の状態になるわけです。

ですので、塩についてまとめると、「動物性食品を多食する人は塩分過多になるので、控えた方が良い」が、「菜食の人は、自然塩を適度に取った方が良い」ということになるかと思います。ちなみに、加工食品のハム・ソーセージや、スナック菓子やインスタントラーメンの塩分は、通常の未加工の食べ物に比べると、はるかに多くの塩分を含んでいるので、基本的に食べない方が無難です。

肉や魚など動物食品にもメリットがあるのでは?~僕は無いと思っています~

菜食の話をすると、「お肉や魚にも栄養がたっぷり含まれているし、ある程度は必要なのでは?」と思う方も多いと思います。

ですが、僕は自分でいろいろ調べた結果、「肉が体に良い」という信頼できる統計データやフィールドワーク調査結果などは、今のところ全く見つかっていません。

例えば、WHOの研究機関の報告でも、赤肉(豚肉や牛肉など)は発がん性物質があるといわれていますし、ハム・ソーセージなどの加工肉にいたっては、アスベストやタバコと同レベルの発がん性があるとされています。

「肉はどんどん食べましょう」と言うお医者さんや専門家はいないことはないですが、「お肉は体に良くないので、控えましょう」というお医者さん達に比べると、かなり少数派です。

ここは、結構先入観が強いポイントだと思うので、詳しくお話していきます。

肉や魚には栄養がたっぷり~菜食だけでは足りないのでは?~

「肉や魚には栄養がたっぷり含まれている」というのは、本当のことです。実際、僕も「ビタミンやミネラルは菜食の方が多い」と思っていたのですが、自分でデータを調べてみると、意外にも動物性食品には多量のビタミン・ミネラルが含まれていることがすぐに分かります。

ただし、ここには盲点があります。
「栄養が多いものを食べれば健康長寿になる」という統計データがあるわけではない、ということです。

つまり、「肉や魚には栄養がたっぷり含まれている」といわれても、「それがどうしたの?」という返答しか出来ないわけです。
重要なのでもう一度繰り返します。
「肉や魚に栄養がたっぷり含まれている」ことと、「肉や魚が健康長寿に役立つ」ことは、イコールではないことを、明白に区別することが重要です。

極端な話、「栄養が多ければ健康長寿になる」のであれば、「人工的に創った栄養やサプリメント」だけを食べるだけで良いことになりますが、先ほども言ったようにサプリメントで健康長寿に繋がることを証明した統計データというのは、まだ聞いたことがありません。

更に、「動物性食品に含まれているが、植物性食品には含まれていない栄養」というのは存在しない、ということも調べればすぐに分かります。
よく「菜食だとビタミンB12が不足する」と書いてあり、それは本当なのですが、実は畜産動物は餌に人工的なビタミンB12を添加しているだけで、自然界のビタミンB12は含まれていません。

ですので、わざわざ動物食をしなくても、万が一ビタミンB12の欠乏症になりかけたら、その時点でビタミンB12サプリメントを取れば同じことです。動物食品の害が無い分、僕はサプリメントの方がビタミンB12の摂取方法としては最適だと思います。

縄文時代など古代人は肉食だったので、肉も必要なのでは?

この意見は「糖質制限食」や「先住民食」などを薦める方が、よく言われている意見ですので、一般の方にはなじみのない話かもしれませんが、一応解説しておきます。

まず、昔は科学技術がまだ発展していなかったので、植物の化石の分析が難しかったり、人間の化石の分析も今と比べると大分劣っていたのですが、進化した最新の科学技術で解析した結果、実は「古代人も菜食だった(海外研究結果)」ことが判明しています。このことは、ドキュメンタリー映画『ゲーム・チェンジャーズ』にも出てきます。

ちなみに余談ですが『ゲーム・チェンジャーズ』は、世界中で大ヒットした、『タイタニック』や『アバター』などの映画監督が作った作品です。食生活と健康がいかに結びついているかを、科学的データを交えながら面白く表現した素晴らしい作品なので、興味のある方はぜひ観てみてください。Netflixで視聴できますが、DVD販売はしてないようです。

また、日本でも国立科学博物館の名誉研究員で人類形態進化学を専門とする馬場悠男さんが「日本人も農耕生活をするずっと前の縄文時代から、炭水化物(植物)を多く食べていた」という研究結果を報告されています。

馬場さんは、人骨や化石を調べて、その特徴から日本人の形成過程などの人類の進化を解明する研究をしている方ですが、近年の研究により、「縄文人は、イモ類や種子類など、その土地で取れる様々な植物を多食していた」と言われています。
「地域によって食生活は全く異なる」ともおっしゃっています。
例えば、北海道では植物性の食物があまり取れないため、動物性食品が多かったそうです。

昔の人類は今と違い、「その土地で取れるもの」「その季節に取れるもの」を食べるしか有り得ませんでした。だから、当然のことながら、時期や場所によって食生活は様々のはずです。

その中でも割と貯蔵がきいて、どこでも手軽に取れるものといえば、イモ類や種子類だったのでしょう。私達現代人が自分の身に置き換えても分かるはずです。自然の植物を取って食べるのと、動物を殺して食べるのでは、どちらが手軽で簡単なのか、ということです。

そもそも「昔の人が食べていたものが、健康長寿に役立つ」かどうかは、定かではありません。「昔の生活」と「健康長寿」はイコールではないのです。

先に紹介した長寿学の権威である近藤正二先生の疫学研究結果からも、「昔ながらの日本人の伝統食も、地域によって個性があり、食生活の差によって、寿命も千差万別」という結論が出ていました。

ですので、当然のことながら、「縄文人」とひとくくりにいっても、住む地域によっては、魚介類が多い人もいたでしょうし、地域によっては肉が多い人もいたでしょうし、場所によっては木の実や果実などが多いところもあったわけですから、「○○が縄文人の食生活だから、○○を食べよう」なんてことは、単純には言えないわけです。

また、「縄文人は短命だった」という説もあるので、いずれにしても「昔の人が食べていたから、真似すれば健康長寿になる」というのは、かなり論理的な飛躍があり、多くの人を納得させるような意見ではなく、個人の主観に過ぎないと僕は思っています。

魚は肉とは違うのでは?~確かに肉よりはるかに良いです~

「肉は多食しないほうがいい」というのは分かるけど、「魚は体にイイんじゃないの?」と思われる方も多いと思います。

これはその通りです。「魚が体に良い」という研究データはありますし、肉のような有害性もあまり耳にしません。

ですが、最初に上述した「チャイナプロジェクト」「マクガバンレポート(米国)」「近藤正二さん達による疫学研究(日本)」の結論から言うと、魚を多く食べることは、健康長寿には繋がらず、短命化に繋がると見て間違いないと思います。

ここで、重要なことですが、「小魚貝類」は、健康に悪いといわれていないことです。おそらくですが、小さな魚や貝類は「丸ごと(全体食)」できることが関係していると思われます。牛を一頭丸ごとぺロリと平らげれる人間はいないでしょうが、小魚や貝類であれば、丸ごと食べることができます。

ですので、魚に関する結論ですが、「肉を食べるくらいなら、魚が良い。魚を食べるなら、できるだけ小さいものを」となります。

運動する(歩く)

食生活と同じくらい大切なのが、「運動」です。中でも「歩く」ことが基本中の基本になります。

健康長寿の地域では、どこにいっても農作業に従事していたり、険しい山道を日常的に歩いている人が多いことが判明しています。

また、日本一の長寿県である長野県は、高齢者の有業率も日本一で、仕事内容は農作業がほとんどだそうです。つまり、「よく動く人ほど、長生きする」ということです。

最新の研究によると、「筋トレをすると、長寿ホルモンが出る」など様々な運動の効能が判明しています。

ですが、最も重要なのは足腰を鍛えることです。
とにかくたくさん歩くこと。
凄く当たり前の結論ですが、何度繰り返しても足りないくらいに、大切なことです。
とにかく歩く量を増やしましょう。

デスクワークが多い人は、本当はスタンディングデスクといって、立ちながらデスクワークをすると良いのですが、会社勤めの方は難しいでしょうから、仕事の合間に時々少し立って歩くだけでも効果がある、と言われているので、意識的に立ってみると良いと思います。

毒を入れない

「毒」と聞いて皆さんが思い浮かぶのは、ヒ素とか蜂の毒とかでしょうか。
もちろん、そういったものは当然体に悪いので避けなければなりませんが、ここでいう「毒」は「化学物質」や「添加物」など、文明がもたらした体に悪い物質全般のことです。

あまりにも多いので、箇条書きにします。

 

  • 添加物(加工食品などに含まれるアミノ酸、加工デンプンなど)
  • ワクチン(予防接種)
  • フッ素(歯医者の治療、歯磨き粉など)
  • 薬(病院の処方薬だけでなく、市販の薬全般も)
  • 精白食品(白米、精白小麦など)
  • 精製食品(精製塩、精製砂糖=白砂糖など)
  • トランス脂肪酸ショートニング、マーガリンなど)
  • タバコ(砂糖や添加物が含まれる)
  • その他化学物質入りの日用品(シャンプー、洗剤、化粧品など)

最も怖いのは「薬」と「ワクチン」

この中で、個人的に最も恐れているのが、「薬」と「ワクチン」です。なぜかというと、薬やワクチンは当然のことながら、「体内環境を変化させるための物質」です。つまり、体を強制的に強く変化させる目的で作られています。副作用があって当たり前です。体は機械とは違います。人間の手で簡単に変えれるものではないはずですが、薬で強制的に変化させると、反動で強い副作用に見舞われてしまい、最悪の場合死んでしまうことだってあるのです。

今は新型コロナウイルスで世界中が大騒ぎしていますが、大昔にも「スペイン風邪」というのが世界中で大流行し、多くの人が死んでしまいました。

その時の、スペイン風邪患者に関するデータですが、「薬物療法を行った2万4000人の死亡率は約28%」だったのに対し、「当時の代替療法であったホメオパシー療法を行った2万6000人の死亡率は約1%」でした。

この結果からは2つの異なる結論が推測されます。
1つ目は「ホメオパシー療法の治癒力が凄かった」という考えです。
僕はそうは思っていません。
2つ目は「薬物療法をすると治癒力が劇的に下がる」という考えです。

ホメオパシー療法は昔から続く海外の伝統治療ですが、その療法をメリットを実証する統計データは今のところ、僕は聞いたことがありませんし、代替療法に懐疑的なお医者さんは山ほどいらっしゃいます。

また、実際に僕自身もホメオパシー療法を取り入れていた時期が何年かありますが、特に効果を感じたことは一度もなかったです。

ですので、僕はこのスペイン風邪のデータを見て、「薬は怖い」と単純に思いました。
薬物療法の副作用の怖さを訴える専門家は多数いらっしゃいますし、実際に僕の父親も糖尿病の治療薬で、死にかけたことがあるので、なおさらそう思います。

この辺の考え方は、ご自信の性格や体験によって様々だと思いますが、いずれにしても「感染症の治療に薬を選ばない方が良い」ということは間違いありません。

また、ワクチン(予防接種)に関しても副作用を訴える専門家が多数いらっしゃいますが、それでもなおメリットばかりを伝えるお医者さんの方が圧倒的多数なのが現状です。

ですが、統計データを少し調べれば一目瞭然で、小学生でも理解できます。
過去の統計を見ると、ワクチンが導入されるより数十年前から、感染症の死亡率は激減し続けていることが分かります。
歴史的な長期視点から見れば、明らかに「感染症を人類が克服した後」にワクチンの導入が始まっているんです。

新型コロナ、日本にとっては「お餅」よりちょっと怖い程度

実は、新型コロナも似たようなことが言えます。
実は新型コロナは日本を含む東アジアでは、その他海外地域に比べると100倍近く死者数が少ないのですが、これは「土着のコロナ菌により、集団免疫があったから」という分析をしている井上正康さんという医師がいらっしゃいます。

テレビを見ると、「マスクをつける習慣の違い」など頓珍漢なことを言う専門家もいますが、実は「ロックダウン(都市封鎖)」をしている欧米諸国とスウェーデンなどのようにほとんど規制していない国とでコロナの死亡者数の増減率は全く変わっていません。ロックダウンのような強制的の強い対策が全く効いていないのに、マスクの着用率程度のことで死亡者数が100倍も変わるわけがありません。

つまり物理的な対策(マスク、都市封鎖)は無意味と判明しているので、100倍も死者数が違うのは、別要因になります。僕は、ひとりひとりの免疫力の違いが原因だと思っています。

衛生環境や栄養状態が改善している現代人にとって、「真の感染症対策」とは、「免疫力を高める」ことに他ならないと思います。

ちなみに、日本国内では新型コロナで亡くなったと言われる人は2000人くらいですが、「毎年、食物の誤嚥で亡くなる人の数は約8000人」です。そのうち、「お餅で喉を詰まらせて窒息死する人が1500人程度」です。それから、毎年インフルエンザで亡くなる方も1000~3000人くらいいます。

つまり「コロナよりはるかに、食べ物の誤嚥が怖い」ですし、「お餅よりちょっと怖い」程度ですし、「インフルエンザと同じくらい怖い」というのが、正しい怖がり方です。

なぜ、国を挙げて「インフルエンザ対策で、自粛規制を!」「お餅は怖い!対策キャンペーンを!」などの大々的な対策を一切行っていないのに、新型コロナだけを特別扱いするのでしょうか?
こういった「不自然な出来事」に対し、「自然な疑問」を持つことは、家族の命を守るために不可欠だと僕は思っています。

ちなみに、アメリカなど一部の国では、確かに死亡率が日本に比べてはるかに高い国がありますが、なおさらのこと、そういった国で行われている対策と同じことは一切やらない方が良いと僕は思います。むしろ、海外は日本や東アジアを「新型コロナ対策の見本」として、様々な情報を分析してから対策をするべきだと思います。

とにかく、自分で統計データを調べて、自分で考えて判断することが重要です。
思考能力や判断能力は人それぞれです。お医者さん任せで上手くいくこともあるでしょうが、命の行方を他人に任せるのは、僕はお勧めできません。

疲れたら休む

これは、超当たり前です。
働きすぎ、ストレスのため過ぎは体にも良くないです。

これに関しては、僕は以前夜勤の肉体労働をしていたときに、扁桃腺が腫れて、高熱が何度も出ていた時期があるので、身をもって体感しています。

僕の中では、全ての健康法の中で、最も重要だと思っています。
体や精神を酷使して、疲労困憊なのに、無理やり働くことは、寿命を縮める最大の原因だと思います。

もちろん、適度なストレスや適度な運動は全く問題ないのですが、何事とも過ぎたる輪及ばざるが如しです。

疲れたら、横になって寝ましょう。
ストレスがたまったら、信頼できる友人や家族に話を聞いてもらいましょう。
それだけで、病気のリスクが減って、長生きできると、心から思っています。
これだけは、世界中の全ての医者や専門家が反論してきても、全部無視して自分の体験を信じます(笑。いやホントに)

良好な人間関係≒愛ある時間を過ごす

一つ前の「疲れたら休む」とも繋がっていますが、良好な人間関係(愛ある時間を過ごす)ことも、同じくらいに重要です。

これは主観的体験だけでなく、ブリガムヤング大学のメタ分析による31万人分のデータ精査によって、「良好な人間関係は、最大で寿命を15年延ばし、健康効果は運動の3倍にもなり、禁煙するより有効」という物凄い実証データが出ています。

食べ物、運動、禁煙よりも効果があるって、凄くないですか?
正に「愛は世界を救う」ということです。

食べ過ぎない

これは当たり前のことですし、誰も異論は無いと思います。
昔から「食べすぎは万病の元」とか「一生に食べれる量は決まっている」「腹八分で医者要らず」など、いろいろと言われています。

自然に触れる(デジタル断食)

これは、あまり知られてないかもしれませんが、『最高の体調』という健康に関するベストセラー本に載っていたのですが、自然に触れることで、体内の炎症を格段に予防・減少させる効果があるというのです。

日光浴や、森林浴、アーシング(大地に素足をつけて立つ)など、自然環境に身を置くことが、健康に有効という話は、様々な専門家が言っています。

何よりも、「お金が一切かからず、どこでもできる」のがメリットです。
副作用など基本的にありません。

なるべく自然の音を聞いたり、公園で散歩したり、大地に触れたりする時間を増やし、逆にパソコンやスマホなど電磁波製品に触れる時間を減らす、そういうことをするだけで、病気を癒したり寿命を長くすることができるようです。

慢性病や症状が無い時に病院に行かない

1976年、南米コロンビアで医者が52日間ストライキをし、救急活動以外の医療行為が一切ストップしました。そのとき、どうなったか?

なんと「死亡率が35%下がった(新聞の掲載記事)」のです。

同じ年に、米ロサンゼルスでも、医者のストライキがあり、17の主要病院で手術件数が普段の60%も減りました。すると、全体の死亡率が18%低下し、ストが終了すると、以前と同じ死亡率に戻ったそうです。

更に、イスラエルでも、1973年に医者のストが決行され、診察患者の数が1日6万5000人から7千人に激減。エルサレム埋葬教会が「死亡率が半減した」と報告。イスラエルでは2000年にも医者のストライキがあり、その年の5月の死者数は前年度と比べて約4割も減っていました。

また、フィンランドで「病院の指示通りの健康生活をしたグループ600人(介入グループ)」と「自由に生活したグループ600人(放置グループ)」を分けて、15年間もの長期間追跡調査すると、なんと介入グループの方は、ガン死以外の死亡数(あらゆる病気、自殺、事故死、総死亡数)が全て多かったのです。ガン死が少なかったのは、「禁煙」の効果だと言われていますが、その辺は定かではありません。

いずれにしても、きちんとした医療指導を受けて、医者の言うとおりにすると、自分で自由に生活をするよりもあらゆる死亡リスクが高くなる、ということが、この調査結果から分かったのです。

それから、アメリカでは毎年薬の副作用・医療ミス・薬の誤投与・院内感染など、病気以外の様々な理由で約40万人もの人間が死んでいるという統計データがあります。これは、心疾患・ガンに続き、アメリカの全死因の3位になります。つまり、アメリカでは病気自体ではなく病院に行ったせいで毎年40万人もの人間が死んでいるんです。

これらの事実から分かるのは「病院に行けば行く分だけ(治療すればするだけ)、病気で死ぬ確率が高くなる」ということでしょう。信じがたいかもしれませんが、僕はそう思います。

ただし、緊急時や急性の病気は病院が必須!

ただし「病院に行かない方が良い」とういのは、あくまでも慢性病や、緊急ではない人たちの話です。急な病変や、事故や発作など、緊急時の応急手当などは、絶対に病院に行くべきです。ここは明白に区別するべきだと思います。「心配なときは病院」という原則は誰にとっても重要だと思います。

まとめ

さて、長く書いてきましたが、まとめます。

  1. 植物全体食(加工食品、精白食品、動物食品をなるべく避ける)
  2. 運動する(特に歩く)
  3. 毒を入れない
  4. 疲れたら休む
  5. 良好な人間関係(愛ある時間を過ごす)
  6. 自然に触れる(デジタル断食)
  7. 緊急時や無症状の時に病院に行かない

以上の7つの項目を、無理の無い範囲で実践していくだけで、自分の健康寿命(寝たきり寿命ではない)を延ばして、楽しく幸せな人生を送ることができるはずです。

冒頭でもお話しましたが、この記事は基本的に自分自身への備忘録が目的です。
僕と同じ考え方の人には有益だと思いますが、反対の考え方の人にとっては雑音になってしまうかもしれません。

無理せず、気長に、どんどん変わっていけばいい

でも、そういう人は、少し立ち止まって「自分自身にとっての、現時点での最高の健康法は何だろう?」と問いかける機会にしてみると良いと思います。
万人にとって完璧な方法論は無いからです。

例えば、僕は昔、玄米が苦手でしたが、今では美味しく食べれます。
玄米が苦手だった時期に「玄米が体に良いよ」と言われても、実践し続けることは困難です。

また、お肉やスナック菓子も昔は大好きでした。
その頃に、「肉やスナック菓子は体に悪いから辞めたほうがいいよ」と、どれだけ論理的に力説されても、食生活を変えるのは無理だったと思います。

ですので、頭で分かっていても変えれないことに関しては、無理せず気長にゆっくり変えていけばいいと思います。
もちろん、すぐに変えれる人は、劇的に変えてみるのもワクワクして面白いですよ!

ただし、体調が悪い時や、既に持病を抱えている人は、本当に慎重に考えてから、行動することをお勧めします。全ては自己責任ですから。
自分の体や家族の命を、自己責任で守ること。その意識を持ちつつ、あまり悲観的になりすぎず、楽しみながら健康維持していきたいですね。

おまけ~儲からないことは普及しにくい~

まとめ、で結論づけたのに、大事だと思ったので、結構長いおまけの記事を。
それは「儲からないことは普及しにくい」ということです。

世の中で最も莫大なお金を費やされている業界は「医療」「戦争」です。
これはちょっと調べればすぐに分かります。
国家財政のうち、大半が医療と戦争に使われています。
世界中で同じなので、これは莫大な金額になります。

つまり「戦争」と「医療」は儲かるのです。
だから、この2つがなくなることは、難しいのです。

資本主義社会で幸せに生きるためには、お金が必要不可欠です。儲かることはなくなりません。

ですので「不必要な戦争」や「不必要な医療」は、どうしても増加する傾向がありますし、それを妨げる活動や商品やサービスは、なかなか普及しません。

考えてみてください。「平和の実現方法」や「健康を実現方法」が、完全に普及し実践されてしまったら、「医療」や「戦争」で儲けていた会社や、関連企業、そこで働く膨大な人数の人々が職を失ってしまいます。

ですので、「真の平和の実現方法」や「真の健康の実現方法」というのは、広まりにくいです。逆に間違った情報やサービス・商品が普及しやすい世の中のシステムになっているのです。

例えば、畜産業界。「お肉」は「野菜」より単価が高く儲かります。加工して、味を濃くして中毒になるようにすれば、もっと単価が高く儲かりますし、継続的に購入してもらえます。だから、加工食品が普及しやすいのです。

ですから情報を調べる時に「お肉は体に良い」という統計データが10個と、「野菜が体に良い」という統計データも10個で、同数あったとします。その場合、僕だったら「同じ数なら、儲からない野菜のデータを信じよう」という風に考えます。

これは、ある意味で凄い偏見であり先入観ですが、世の中がお金で回っているというシステムが変わらない限りは「儲かる業界にとってメリットがある話よりも、デメリットがある話に真実味がある」と考える方が、僕にとって凄く自然なことなんです。

例えば、お医者さんの中には「薬なんて必要ない、治療もできるだけしない方がいい」とおっしゃる稀有な方が少なからずいらっしゃいます。今の医療制度だと、薬は処方すればする分だけ儲かりますし、治療も行えば行うほど儲かります。もちろん、治療は手間もかかるので「どんな治療でもバンバンやりましょう!」なんていうお医者さんはいないでしょうが「なるべく儲かる治療法をやろう」と考えるお医者さんは当然たくさんいるはずです。

また薬の処方に関しては、お医者さんは処方箋を書くだけで良いのですから「とりあえず薬出しておこう」と考えるお医者さんは凄く多いはずです。医療行為には、保険で一部税金が使われるといえ、基本的にボランティアではなく、お金を貰って行う経済サービスの一種なのですから。

ですので「薬は使わない方がいい」「治療もできるだけやらないように」という方針のお医者さんは、有り得ないくらいの情熱で医師という職業を行っているんです。ハッキリ言って何のメリットも無いんですから。自分のことだけを考える医者であれば「自分自身は薬を飲まずに、患者さんには処方する」という行動に出るはずです。

メジャー(大多数)が正しいとは限らない

自分が損をするのに嘘をつく人なんていません。
自分が得をするから嘘をつくんです。

「薬は必要ない」と明言する医師は本当に少ないです。
「薬は必要」と考え毎日処方している医師がほとんどです。

メジャー(大多数)な意見や行動が正しいとは限りません。
赤信号を皆で渡ったら心理的には「怖くない」かもしれませんが、基本的には車にぶつかって事故に合う可能性が高いんです。

世界中でたった1人しか言っていないような、超マイナーな意見や行動の中にだって、真実はあります。それを見極めて実践するのは、ひとりひとりの自由な判断と自己責任による決定です。

肩書き(専門家や資格など)は何の意味もなさない

また、肩書き(○○大学教授、医師、弁護士)などは、正しい判断をするためには何の意味もなしません。どういう肩書きの人間でも、きちんとしたデータを調べて、じっくり考えれば正しい答えにたどり着くはずです。

医者は医学の勉強をした人間です。ですが、その学んだ医学が正しい、という根拠や信頼性はどこにも無いのです。

反対情報を調べる

ですので「○○が健康に良い」という情報に対して、「○○は健康に悪い」という反対の情報を調べることをお勧めします。「薬は必要」とお医者さんに言われたら、必ず「薬は不必要」と言っているお医者さんの情報と比べて判断すること。

何が正しいかは実践しなきゃ分かりませんが、ガンの手術や抗がん剤治療のように、一度やってしまうと取り返しのつかないリスクがあることに関しては、実践する前に必ず「反対情報」を吟味検討することが重要だと思います。

道は1つじゃない~自由に自己責任で選ぶ~

道が1つしかない、と勘違いしていれば、それ以外の選択肢はありません。ですが、いろいろ幅広く熱心に調べれば、必ず違う道(違う治療法や健康法)が見つかるはずです。そして様々な道の中で、どれが一番納得できて、どれが自分に一番合いそうか。それを自己責任で判断するのです。命は一度きり。専門家と呼ばれる人達に任せてはダメだと思います。

もっと厳密に言うと「専門家に任せたらどうなるか」も含めて、もっともっと自分で調べる必要があるのです。「時間が無い」などと言ってられません。最も大切なことなのですから。

客観的な統計データを重視する

「専門家を信じなかったら、何を信じればいいの?」と思うかもしれません。そこでお勧めなのは、「医者が言っていることではなく、医者が言っている根拠となる統計データを見る」ことです。

お医者さんが言っている多くの話には、必ず統計的な裏づけがある、と信じているかもしれませんが、そんな根拠はありません。もちろん、全ての発言や医療行為に裏づけがある稀有なお医者さんもいるかもしれませんが、あなたも、あなたの家族も友人も、それを誰も確認していないでしょう?

誰も確認していないことを「お医者さんが言っているから」という全く意味不明な理由により、信じるのではなく、きちんとした裏づけを確認するべきです。要するに「数字」です。

例えば、あなたのご家族がガンになったとします。そしてお医者さんに「抗がん剤をしましょう。抗がん剤が効きます」といわれたとします。そのときに必ず「抗がん剤を投与したら、寿命が何年延びそうですか? また寿命が延びる確率は何%ですか?」とか、「抗がん剤を飲んだ場合と、飲まない場合の、死亡リスクを比較したデータはありますか?」などの質問をするのです。

実は「薬を飲んだ場合と、飲まない場合で、寿命がどれだけ違うか」という統計データは驚くほど無いと言われています。薬の開発で実験するときは、寿命ではなく、「薬を飲んだらがん細胞がどれくらいの確率で小さくなるか」しか見ていませんし、「がん細胞が小さくなったけど、他の病気リスクが上がった」可能性に関しては、重視されていないので、ハッキリ言って「薬」というのは本当に意味があるかどうか分からない段階で「承認」されているのと同じです。

とにかく、統計データを調べること。もしくは、お医者さんに聞くことです。「ガンが小さくなります」などどうでも良いことです。そうではなく「ガンが根治して、健康寿命が延びるかどうか」それだけが重要です。「ガンは小さくなったけど、副作用で寿命が縮んだ」ら、本末転倒すぎてもはやブラックコメディです。

渡る際は、信号の色を確認しましょう

ちなみに、ベストセラーの医療系の本を出版された、近藤誠医師は、「がん患者に、一般的な治療を行わず、経過観察し続けたところ、何も治療しないほうが寿命が長かった」とおっしゃっている稀有な医師です。通常の医師だと有無をいわさずに、確実に治療を行うため「治療をした患者と、治療をしなかった患者」の比較データを保有していないのです。

正に赤信号、みんなで渡れば怖くない理論です。「他の医者もみんな治療しているから治療をする」だけなのです。
もう一度言います。皆さんが病院に行って診断をし、治療を行うときに、それは赤信号を皆で渡っている状況の可能性があるのです。

それが赤信号かどうかを確認するために、先ほどの「この治療法を行うと、行わなかった時に比べて、健康寿命がどれくらいの確率でどれくらいの期間延びますか?」という凄く具体的な数値的な質問をしなければなりません。
その質問に対して、まともな返事が出来なかったり、納得できないような不自然な回答をする医師は、「信号機が何色か分からんけど、まあみんな渡ってるから渡れば大丈夫」と言っているようなものです。

ですので、とにかくしっかりと自分が理解して納得できるまで、根気良く調べて質問することをお勧めします。