PAPAの独り言

PAPA(3児の父)が、いろいろ書きたいこと書きます。

中学生の国語・お勧め問題集【定期テスト・中間テスト・高校入試対策にも繋がる】

かなり久しぶりの投稿です。
子供が大きくなり、中学生になるということで、本屋に何度も何度も通い、
Amazonやネットで人気の国語の問題集・参考書を含め、様々なものを読み比べました。
国語の問題集だけでも20冊くらいは立ち読みしたと思います。
そんな中で、やっと、「わが子にぴったり」の問題集を見つけたので、自分のための備忘録を兼ねて紹介させてもらいます。

良い問題集や参考書の探し方

目的をハッキリさせること

まず一口に「国語の問題集」といっても、レベルはピンきりですし、その中身のレイアウトや形式も様々な種類があります。闇雲にいろいろ読んでみるのも良いですが、それはなかなか骨が折れる作業です。はっきり言って僕は疲れました(笑)

ですので、まずは「問題集を買う目的」を明確にすることが重要だと思います。我が家の場合、「入りたい高校の入試に合格する」ことが目的です。高校入試に合格するには、「学校の内申点を上げること」と「目的の高校の受験で合格点を取る」ことが必要になります。

ですので、「内申点」を上げるため、定期テスト・中間テスト対策につながる問題集と、高校入試に役立つ問題集を探すことにフォーカスしました。

目的を決めたらネットでいろいろ調べてみる

目的が決まったら、とりあえずネットでいろいろ調べてみます。手っ取り早いのは、Amazonのレビューの高評価の件数が多いものをチェックしてリストを作っておくことです。ですが「Amazonで評価が低かったり少ないものにも、良い問題集や参考書がある」ので、あくまでも「ひとつの参考」程度にとどめておくのが良いと思います。

ある程度調べたら実際に本屋で読み比べてみる

ネットだけずっと調べても、それは結局「他人の意見」に過ぎません。自分の考えや、自分の感覚の方が確実なので、ある程度めぼしがついたら、すぐに書店に向かいましょう。

本屋に行くと大量の問題集や参考書が溢れていて、ハッキリいってたくさんの本を読み比べるには根気と忍耐力が必要です。ですが、この「問題集選び(参考書選び)」は、子供の人生にとって本当に重要になると僕は思っています。なぜかというと、「良い問題集を選ぶことが出来れば、勉強に必要以上な無駄な時間を費やさずに済む」し、「子供が行きたい高校に行ける」からです。

何を重視するか?もハッキリさせておく

定期テスト対策のための問題集」といっても、いろいろあります。ですので、「何を重視するか?」を予め決めておいた方が迷わずに済みます。僕の場合は、「できるだけ教科書に準拠している教材がいい」とか「分量が多すぎない問題集がいい」など、いくつかの基準を持っていたので、決めることが出来ました。ですので、本屋さんに行く前にある程度基準を決めておくことをお勧めします。

国語は言葉の意味を知って覚えれば解ける

お勧め問題集を紹介する前に、「国語の問題はどうすれば解けるか?」について。実は国語の問題は非常にシンプルでです。「文章の意味と、問題文の意味が分かれば、解ける」という単純なことです。これは実際に入試の過去問などを解いてみれば分かります。

実は「文章読解の解法」のようなハウツー本もいくつか読んでみたことがありますが、あれをやる時間があったら、「語彙力」や「背景知識」をもっと身につけることをお勧めします。自分の知っている語彙や表現が多ければ多いほど、「読んで理解できる文章」が多くなり、結果的に受験の際に読む問題文や本文が理解できる可能性が高くなるからです。

ハウツー本でよく書いてあることは、「対比を意識する」とか「論理をたどる」などですが、そんなことを意識しなくても、語彙力があれば問題は簡単に解けます。実際に入試の過去問を解いてみれば一目瞭然です。逆にどれだけテクニックを学んだところで、本文や問題に書いてある言葉の意味を知っていなければ、問題を解くどころか「問題自体が分からない」という状況になる可能性だってあります。

語彙の増やし方は2つあります。1つ目は、「語彙本」を読んで、暗記していく方法です。2つ目は、「文章を読んで、不明な語彙を辞書で引きながら覚えていく」方法です。前者のメリットは、大量の語彙を短期間に暗記できることで、デメリットは、文脈とセットで覚えていないので、「その語彙の本当の使い方や微妙なニュアンス」などを感覚的に体得するには向いていません。逆に後者のメリットは、語彙のニュアンスや使い方をきちんと身につけることができることで、デメリットは大量の語彙を短期間に暗記することが難しい、ということです。

どちらも一長一短ある方法なので、個人的には両方平行してやっていくことをお勧めします。

中学生の国語・お勧め問題集【定期テスト・中間テスト対策用】

では、ここからは、実際に僕が20冊くらい読み比べて「これはいい!」と思った問題集を紹介します。

 まずは、教科書ワークを出版している文理が出している、『中間・期末の攻略本』という問題集です。

この問題集を選んだ理由は、「分量が多くない」「教科書に準拠している」「赤シートで隠して使うなど、暗記しやすい」「価格も安い」と、様々です。実は、『教科書ワーク』と迷ったのですが、教科書ワークの方が「分量が多く、価格も少し高いし、赤シートで隠して使うのには向いてない」という理由で、こちらの『中間・期末の攻略本』を選びました。

めちゃくちゃ読み比べて探した結果、本当にこの問題集は「教科書に出てくる基礎事項を暗記するのに最適」だと思います。逆に言うと、入試対策などで使うのには向いてませんし、応用問題などは一切出てこないので、目的を明確にしてから購入することをお勧めします。

中学生の国語・お勧め問題集【高校入試対策用】

上記は定期テスト対策用(教科書レベル)の問題集ですが、それだけではちょっと足りないので、入試用の問題集を選びました。

読解問題(入試標準レベル)

 『こわくない国語文章の読解(くもんの高校入試スタートドリル)』と、受験研究社が出版している『標準問題集 国語読解』の二冊は、実際の高校入試過去問を解きながら、標準レベルの読解練習ができる、とてもお勧めの問題集です。

この二冊はどちらも、「解説が詳しく」「レイアウトが見やすい」点で、個人的に凄く良いと思います。実は、「見た目が綺麗」とか「読みやすい」というのは、ずっと使い続ける予定の問題集として、非常に重要なことだと思っています。子供のやる気やテンションが結構変わります。

古典(古文・漢文)問題

高校入試 とってもすっきり古文漢文 新装版

高校入試 とってもすっきり古文漢文 新装版

  • 発売日: 2014/08/24
  • メディア: 単行本
 

 高校入試では、古典問題(古文漢文)も出てくるので、古典に関する問題集も探しましたが、古典の問題集は良いものが少なかったので、そんなに迷うことはありませんでした。上記以外だと、『古典の征服』というコンパクトな問題集があったのですが、見た目がどうしても好きになれなかったのと、解説も上記二冊の方が良かったので、候補から外れました。

『こわくない国語古文・漢文(くもんの高校入試スタートドリル)』は、凄くカラフルな紙面になっていて、中にマンガで分かりやすく古典を紹介していて、子供のやる気アップに繋がると思います。マンガが入っていますが、内容は非常に基礎的な内容になっていて、これ一冊やり切れば、大抵の高校の古典問題は解けるようになるはずです。

『高校入試とってもすっきり古文漢文 新装版(旺文社)』は、『こわくない~』に比べると、解説や問題集の形式が簡潔で分かりやすい、という雰囲気です。どちらが良いかは、人によって大分分かれると思うので、ぜひ書店で読み比べてみてください。ですが、どちらの問題集も基礎的なことがらが網羅されていて、入試に必要な知識は十分に学べると思います。

読解問題(難関高校受験レベル)

最高水準問題集 中学国語[文章問題] (シグマベスト)

最高水準問題集 中学国語[文章問題] (シグマベスト)

 
最高水準問題集 特進 中学国語[文章問題]

最高水準問題集 特進 中学国語[文章問題]

  • 発売日: 2021/02/04
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 難関の私立高校などを受験する人にお勧めの、ハイレベル問題集でお勧めなのは、上記の三冊です。正直三つ目の『最高水準問題集 特進 中学国語[文章問題]』は、大人の僕が読んでも多少難しく、読みにくい文章でしたので、本当に難しい高校を受験する人以外は必要ないかもしれませんが、解説は詳しいですし、レイアウトも読みやすく、良い問題集であることは間違いないので、念のために紹介しておきました。

『中学国語読解 ハイクラステスト』と『最高水準問題集 中学国語[文章問題] 』は、どちらも「解説が詳しく丁寧」「分量が丁度良い」「レイアウトも見やすく問題に集中しやすい」ので、公立高校レベルより難しい高校を受験する人に非常にお勧めです。

語彙暗記本

中学受験必須難語2000ポケット新装改訂版

中学受験必須難語2000ポケット新装改訂版

 
1日5分で成績が上がる! 小学生の語彙力アップ1200

1日5分で成績が上がる! 小学生の語彙力アップ1200

  • 作者:福田尚弘
  • 発売日: 2020/04/24
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 
国語力を伸ばす語彙1700 (シグマベスト)

国語力を伸ばす語彙1700 (シグマベスト)

  • 作者:吉岡 哲
  • 発売日: 2015/02/07
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 『中学受験必須難語2000』と『小学生の語彙力アップ1200』はどちらも、小学生向けの語彙力アップ本ですが、中学1年の時点で知らない語彙はたくさんあるので、漏れをなくすために、必要だと思います。もちろん、小学生のうちから使うのがベストです。どちらも、レイアウトが良くて、暗記しやすいです。言葉だけでなく、言葉の意味もきちんと覚えれるようになっています。

『国語力を伸ばす語彙1700』もレイアウトが非常によく、暗記しやすい素晴らしい語彙力アップ本です。個人的に水色の装丁が好きです(笑)
上記の三冊の語彙本は、凄くコンパクトな本なので、どこにでも持っていけて、ちょっとした時間に暗記するのにも向いています。個人的に大きなサイズの本は暗記に向いていないんじゃないかなー、と思っています。

漢字対策本

高校入試出る順中学漢字スタートアップ基本漢字1400

高校入試出る順中学漢字スタートアップ基本漢字1400

  • 作者:現文舎編集部
  • 発売日: 2019/09/01
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 高校入試で必要となる漢字の教材は様々な会社が出していますが、上記の二冊は非常に人気の本です。このドリルの良いところは、全ての漢字に意味が掲載されているところです。レイアウトや暗記のしやすさも良いですし、実際の入試過去問なども掲載されていて、他に特に気に入った漢字ドリルが決まってない人は、とりあえず上記の二冊を検討することをお勧めします。ただ、二冊だと分量もそれなりに多くなるので、時間に余裕が無い場合は、他のコンパクトな漢字ドリルを選ぶ方が良いかもしれません。

おわりに

最後まで読んでくださってありがとうございました。
記事内に何か間違った情報などありましたら、ご指摘いただけると嬉しいです。

他の教科の記事はこちら

papa365.hateblo.jp

papa365.hateblo.jp

papa365.hateblo.jp

papa365.hateblo.jp