PAPAの独り言

PAPA(3児の父)が、いろいろ書きたいこと書きます。

中学生の理科・お勧め問題集【定期テスト・中間テスト・高校入試対策にも繋がる】

前回は、中学生の社会に関するお勧め問題集 を紹介しましたが、今回は中学生向けの理科のお勧め問題集について紹介します。この記事は主に自分の備忘録のためのメモ目的ですが、問題集を今から選ぼうとしている方の役にも立てたらより幸いです。

良い問題集や参考書の探し方

目的をハッキリさせること

まず一口に「理科の問題集」といっても、レベルはピンきりですし、その中身のレイアウトや形式も様々な種類があります。闇雲にいろいろ読んでみるのも良いですが、それはなかなか骨が折れる作業です。はっきり言って僕は疲れました(笑)

ですので、まずは「問題集を買う目的」を明確にすることが重要だと思います。我が家の場合、「入りたい高校の入試に合格する」ことが目的です。高校入試に合格するには、「学校の内申点を上げること」と「目的の高校の受験で合格点を取る」ことが必要になります。

ですので、「内申点」を上げるため、定期テスト・中間テスト対策につながる問題集と、高校入試に役立つ問題集を探すことにフォーカスしました。

目的を決めたらネットでいろいろ調べてみる

目的が決まったら、とりあえずネットでいろいろ調べてみます。手っ取り早いのは、Amazonのレビューの高評価の件数が多いものをチェックしてリストを作っておくことです。ですが「Amazonで評価が低かったり少ないものにも、良い問題集や参考書がある」ので、あくまでも「ひとつの参考」程度にとどめておくのが良いと思います。

ある程度調べたら実際に本屋で読み比べてみる

ネットだけずっと調べても、それは結局「他人の意見」に過ぎません。自分の考えや、自分の感覚の方が確実なので、ある程度めぼしがついたら、すぐに書店に向かいましょう。

本屋に行くと大量の問題集や参考書が溢れていて、ハッキリいってたくさんの本を読み比べるには根気と忍耐力が必要です。ですが、この「問題集選び(参考書選び)」は、子供の人生にとって本当に重要になると僕は思っています。なぜかというと、「良い問題集を選ぶことが出来れば、勉強に必要以上な無駄な時間を費やさずに済む」し、「子供が行きたい高校に行ける」からです。

何を重視するか?もハッキリさせておく

定期テスト対策のための問題集」といっても、いろいろあります。ですので、「何を重視するか?」を予め決めておいた方が迷わずに済みます。僕の場合は、「できるだけ教科書に準拠している教材がいい」とか「分量が多すぎない問題集がいい」など、いくつかの基準を持っていたので、決めることが出来ました。ですので、本屋さんに行く前にある程度基準を決めておくことをお勧めします。

理科は基礎を理解し、幅広く暗記すること

「社会は暗記物」といわれますが、中学の理科も「ほぼ暗記物」です。もちろん、社会とは違い、計算問題や作図に関する問題などありますが、数学に出てくる難しい問題はないので、気にしなくて良いと思います。ですので、とにかく基礎を何度も繰り返し、たくさんの用語や用語の意味などを、覚える努力をするしかないと思います。その際に、「暗記しやすい問題集やドリル」を選ぶことが、最重要になってきます。問題集の解説がいかに分かりやすくても、「覚えにくいレイアウト」だと暗記するのが大変になります。

中学生の理科・お勧め問題集【定期テスト・中間テスト対策用】

では、ここからは、実際に僕が15冊くらい読み比べて「これはいい!」と思った問題集を紹介します。ちなみに、理科のお勧め問題集は、社会と完全に同じになっていますが、様々な問題集を読み比べた結果です。同じ会社の同じシリーズの問題集は、レイアウトや暗記のしやすさなどが当然同じですので、どうしても同じシリーズのものを選ぶことになりますね。

 基礎を手っ取り早く暗記して、定期テスト・中間テスト対策するには、上記の『中間・期末の攻略本』シリーズが最もお勧めです。似たような本はいろいろ出ていますが、この問題集は「レイアウトが見やすく」「教科書に準拠している」「暗記しやすい構成」「適度な分量」と四拍子揃っていて、僕としては、この問題集のよさに気づいたときは、テンションが凄く上がってしまいました(笑)それくらいお勧めの一冊です。

この問題集を選ぶ時は「自分の中学校が採用している教科書版」のものを選ぶことが重要ですので、購入する際には「どの出版社のバージョンなのか?」を注意してください。

教科書要点ズバッ! 新しい科学 1年

教科書要点ズバッ! 新しい科学 1年

  • 発売日: 2021/03/15
  • メディア: 単行本
 

 上記の本も「レイアウトが良い」「暗記しやすい」「教科書に準拠」「適度な分量」といいとこづくしの問題集です。コンパクトなので、車やバスなど、移動時間中に問題を解くことも可能です。ただし、こちらは「東京書籍版」しかありませんので、「どうしても自分の学校が採用している教科書準拠がいい」という方は、前述した『中間・期末の攻略本』シリーズの方が良いです。

コラム:『教科書ワーク』『教科書トレーニング』はどうなの?

「教科書準拠」で「定期テスト・中間テスト対策」といえば、文理の『教科書ワーク』や新興出版社の『教科書トレーニング』が定番じゃないの?、、と思った方!
いや、僕もそれが定番で、最適だと思っていました(笑)ですが、実際に詳しく比べていくと、やはり完璧な教材はどこにもなくて、一長一短があることが判明しました。

僕がお勧めしている『中間・期末の攻略本』も文理から出ていますが、それと比較して気づいたことを箇条書きしてみます。まずは、『教科書ワーク』『教科書トレーニング』のメリットから。

  • 紙面がカラフルで楽しげ、やる気が出やすい
  • ページ数が多く、同じ用語を何度も学べて定着しやすい
  • 暗記カードなど付録的な教材がついている
  • イラストや図が多いので視覚的に覚えれる

メリットはこんなものでしょうか。実は、メリットを裏返すとデメリットに繋がったりします。それでは、デメリットを紹介します。

  • カラフルすぎて見づらい場合もあるし、本当に重要な箇所が分かりにくい
  • ページ数が多いので、一周するだけなら良いが、何度も反復するのに向いてない
  • 暗記カードなどの補助教材はそんなに使い勝手がよくない
  • 基本的に『中間・期末~』の赤シートで隠せる方式の方が覚えやすい

以上のような理由により、僕は基本的に『教科書ワーク』『教科書トレーニング』より、『中間・期末の攻略本』シリーズが良いと思います。ただし、この辺も僕の個人的な感想ですし、「自分の目的や使い方」によるので、参考程度にしてみてください。

中学生の理科・お勧め問題集【高校入試用】

高校入試 超効率問題集 理科

高校入試 超効率問題集 理科

  • 発売日: 2018/07/17
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 
実力メキメキ合格ノート 中学理科[生命・地球] (高校入試実力メキメキ)

実力メキメキ合格ノート 中学理科[生命・地球] (高校入試実力メキメキ)

  • 作者:西村 賢治
  • 発売日: 2014/09/04
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 
実力メキメキ合格ノート 中学理科[物質・エネルギー] (高校入試実力メキメキ)

実力メキメキ合格ノート 中学理科[物質・エネルギー] (高校入試実力メキメキ)

  • 作者:西村 賢治
  • 発売日: 2015/06/29
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

『高校入試 超効率問題集 理科』は、入試前の対策本として凄くお勧めです。入試に頻出の問題を実際の過去問などを通じて学ぶことができます。

『実力メキメキ合格ノート』シリーズは、「教科書を読んでもいまいち意味がわからなかった」ことなどを理解するのにお勧めです。熟の先生が作った参考書を兼ねた問題集となっていて、解説はすごく分かりやすいですし、図やレイアウトも見やすく、重要用語を暗記するための工夫がちりばめられていて、言うことなしです。

また、索引がついているので、「分からなかった用語を辞書引きする」使い方もできますし、赤シートで隠せるようになっているので、反復して暗記するのにも便利と、本当にいたれりつくせりの教材です。3年間の総復習に使ったり、定期テスト対策にも使えますし、様々な使い方があると思います。

中学生の理科・お勧め問題集【難関高校受験用】

最高水準問題集 中1理科 (シグマベスト)

最高水準問題集 中1理科 (シグマベスト)

  • 発売日: 2021/02/12
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

うちでは、まだ使う予定はありませんが、難関レベルの高校を受験する場合は、『ハイクラステスト』シリーズか、『最高水準問題集』シリーズがお勧めです。この2つのシリーズは、実際の入試過去問が多数掲載されていて、解説が詳しく、レイアウトも見やすいので、難関高校を受験する場合、どちらか比較してみてください。分量もそんなに変わらないです。『ハイクラス~』の方は、難問だけでなく入試標準レベルの問題も入っているので、「難問ばっかりの問題集がいい」という人は、『最高水準問題集』が良いかもしれません。

おわりに

最後まで読んでくださってありがとうございました。
記事内に何か間違った情報などありましたら、ご指摘いただけると嬉しいです。

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