PAPAの独り言

PAPA(3児の父)が、いろいろ書きたいこと書きます。

最強の英語教材はNHKラジオ講座?~オススメの英語学習本ランキング~

NHKラジオ ラジオ英会話 2018年 9月号 [雑誌] (NHKテキスト)

最強の英語教材とは?~オススメの英語学習本を考察~

いきなり、凄い見出しで始まりましたが、タイトル通り「最強の英語教材(本当に英語力がつく、オススメの英語教材や英語学習本)」について僕なりの現時点での結論を書きます。これはもう、完全に自分のための記事になりますが、英語学習法について迷っている方には、きっと参考になると思います。

最強の英語教材に必要な条件(箇条書き)

以下の条件を出来る限り満たしている教材がベストだと思っています。

  • 音声が付いている
  • 丁寧な日本語解説や和訳(日本語訳)、語注(単語や熟語の意味)がついている
  • ネイティブにも通じる自然な英文が使われている
  • 状況(イラストやストーリー)とセットで学べる
  • 一流の「日本人の」英語専門家から学べる
  • 内容が面白い、興味が持てる=長続きする
  • 単語、熟語など慣用表現、文法、発音などを総合的に学べる
  • 価格が高くない
  • 自分のレベルに合っている

それでは、上記の各項目について「なぜそれが必要なのか?」を解説していきます。

音声がついている

これは僕が言うまでも無いかもしれませんが、言語とは本来音声から学習するのが自然です。赤ちゃんは生まれてから、まず音声により言語を習得し、文字(テキスト)学習は後から始めます。また、音声から学んだ身体的知識は、長期記憶に残りやすく忘れにくい、というメリットもあります。もちろん、大人は赤ちゃんとは脳や身体の構造なども違いますから、完全に音声のみでの学習をするのは逆に難しいと思いますが、少なくとも「音声無しで言語学習」というのは非常に不自然で非効率なやり方だと思います。まずは、音をしっかりと集中して「聴く」ことが大切です。

音読について

「音読」トレーニングが英語学習にとって不可欠な要素であって、英語学習の達人はみんな必ず音読を熱心にされています。この「音読」をするためには、真似するための「音声」が無ければ不可能です。ですので、英語学習者にとって、「音声付の教材」というのは絶対不可欠なのです。

丁寧な日本語解説や和訳(日本語訳)、語注(単語の意味)がついている

これは、以前のブログでも書きましたが、皆さんにひとつの質問を出します。

アラビア語アラビア語のみで書かれた教材で学習できますか?」

きっと、99.9%以上の人が「無理です!」と答えると思います(笑)いや、本当に無理だと思います。仮にできるとしても、物凄い労力と時間がかかり、苦行以外の何者でもなくなるはずです。ちなみに、先ほどの問いに「いや、アラビア語だけでも学習できる」と考えた方にもうひとつ質問です。「هذا تفاحة」というアラビア語の意味を、日本語の解説や訳無しで、理解するまでにかかる時間をじっくり考えて見て下さい。

ちなみに、「هذا تفاحة」は日本語で「これはリンゴです」という意味になります。この思考実験をすると、いかに「日本語解説や和訳(日本語訳)」が大切かが分かると思います。

ですが、なぜか英語学習の場合は、「英語は英語で学ぶべき」「日本語訳や解説は英語脳を作るのに邪魔になる」「意味が分からなくてもたくさん聴いて、たくさん読めば、そのうち分かるようになる」という説が多々あるのです。大切なことは、「専門家」が言っていたとしても、それを鵜呑みにしないで、自分で考えて(できれば自分で試して)学習法を選択することです。実際にやってみて、それでも「日本語解説は無い方が良い」と体験的に感じたのであれば、もちろん、その自分の感覚を信じるべきです。ただし、基礎に徹底的に習熟して、基本的な英語脳が出来上がった後であれば、「英語を英語で学ぶ」時期に移行しても良いかもしれません。でも、初心者や中級レベルの学習者にはオススメしません。

ネイティブにも通じる自然な英文が使われている

英語学習本のベストセラーの中には、ネイティブには通じない「不自然な英文」が多用されているものが少なくない、と言われます。それが本当かどうかは僕には判断できませんが、もし間違った英文が使われていたとしたら、その本を一生懸命学ぶのは、非常にもったいないと言わざるを得ません。英語は「通じてなんぼ」「使ってなんぼ」の技術です。出来る限り、ネイティブチェックが入った英文で学んだ方が良いと思います。

非ネイティブとコミュニケーションとるだけなら、イングリック(国際英語)でもよくない?説

今はグローバル化が進んでいる社会(本当にこれからも進むのかはよく分かりませんが。。)ですが、英語を話すのはネイティブだけではありません。アジアやアフリカなど、様々な国の人間が英語を使って、コミュニケーションをとり、仕事をする時代です。そこで、「ネイティブみたいじゃないくても、不完全な英語でもいいじゃん!」と開き直り、文法的間違いや発音の間違いは「あまり気にしなくてもOK」という考え方があります。

もちろん、ある程度の間違いは許容されるべきものだし、100%の完璧は目指す必要はないと思います。ですが、「出来る限り標準的な英語」を目指すことは必須だと思います。最初から「別に少々間違ってもいいや」と思いながら学ぶと、最終的にはかなり間違った英語(標準的な英語から離れた英語)を使うようになるのではないでしょうか。例えば、ある外国人の大学教授が日本語の知識が豊富なのに、発音が非常に下手で、何を言っているか凄く分かりにくい方がいました。もう少し日本語の発音やイントネーションをしっかり学んでいれば、もっともっとコミュニケーションが取りやすくなるのに、と思いました。ですので、「間違ってもよい」という姿勢で学ぶよりも、「なるべくそっくりに真似よう!でも、結果的に完璧じゃなくってもOK」という姿勢で学ぶべきだと思います。

そもそも日本全国方言だらけだった日本人が、互いに簡単にコミュニケーション取れるのは、「標準語」という同じ文法・単語・熟語・発音の言語を皆が同じように学んでいるからです。残念ながら、現実には「イングリック(国際共通語としての標準的な英語)」というのはまだありませんが、大きく分けると「アメリカ英語(米語)」と「イギリス英語」に分かれると思うので、やはり、そのどちらかを学ぶべきだと思います。日本人が学校などで学んでいるのは、アメリカ英語のようです。これはもちろん、日本が戦後アメリカに占領されたことや、その後も日米同盟で協力関係にあるからでしょう。ただし、「インド人と話したい」という明確な目的がある場合は、もちろん「インド英語」をしっかりと学ぶべきです。

状況(イラストやストーリー)とセットで学べる

最新の応用言語学言語学の知識を応用して、実際の言語学習に役立てようとする学問)の知見では、「言語は状況と音声をセットで学ぶ方が良い」ことが分かっています。単語帳の上だけで、「リンゴ=apple」と機械的に覚えようとするよりも、実際にリンゴのイラストを見ながら、同時に「apple」という音声を聴く方が、分かりやすく覚えやすいです。

また、英語でも日本語でも「多義語」といって、「意味がたくさんあり、状況や文脈によって意味が異なる単語」がたくさんあります。そういう単語の場合は、「どういう状況で、どういう意味で使われるのか?」を知らないと、実際に書いたり話す時には、全く役立たない知識になってしまうのです。ですので、やはり、英語教材は出来る限り、イラストやストーリーのあるまとまった文章(要するに長文)で学ぶべきだと思います。

一流の「日本人の」英語専門家から学べる

一流の専門家が書いた英語学習書や英語教材の方が良いのは、皆さん異論は無い当たり前のことだと思います。1時間しか英語に触れたことが無い初心者の方が書いた学習書よりも、何十年も英語を学び、実践で使われている専門家の方に学びたいですよね。ですが、「英語ネイティブ」や「バイリンガル」の方が書いた教材から学ぶのは、僕はオススメしません。なぜかというと、僕らは日本人だからです。ネイティブの方や、バイリンガルの方は、日本人学習者の気持ちや感覚が絶対に分かりません。ですので、「日本人の」英語専門家から学ぶ方が、日本人学習者にとって分かりやすく、学びやすい可能性が高いと思うのです。もちろん、ネイティブと日本人専門家の共著などであれば、全く問題ありません

また、お笑い芸人のパックンマックンさんのように、外国人でありながら、「日本語が上手」な方の「語学学習方法」とかであれば、参考になる点もあるかと思います。ですが、「日本人にとっての英語学習教材」という観点で言うと、やはり日本人から学ぶべきだと思います。

内容が面白い、興味が持てる=長続きする

学習する英語教材や書籍の内容が、自分にとって面白いかどうか、興味が持てるかどうか、は非常に重要です。なぜかというと、面白いと、モチベーションを保ちやすいので、長続きするからです。語学に限らず、何かを学ぼうと思ったら、それなりの時間と労力を費やす必要があります。そのためには、「コツコツ長く続ける」のが絶対不可欠です。なので、学習内容が自分にとって面白いかどうか、は凄く大切な要素になります。

「自分にとって」というのも非常に重要で、Amazonなどでどんなに他者のレビューがよくても、人気ランキングでどれだけ順位が高くても、そんなことは一切気にしてはいけません!学ぶのは他人ではなく、あくまでも自分です。なので、とにかく自分が面白く少しでもテンションが上がるのような内容の教材で学ぶ方がオススメです。

単語、熟語など慣用表現、文法、発音などを総合的に学べる

英語学習では、単語を学ぶ、熟語を学ぶ、その他慣用表現を学ぶ、文法を学ぶ、発音を学ぶ、リスニングを学ぶなど様々な要素があり、どれも必要不可欠な学習です。ですが、そのために単語帳、熟語帳、英文フレーズ集、文法書、発音に関する本、、、、、あれこれ探すのは大変です。また、個人的には複数の人から学ぶよりも、同じ人から学びたい性分なので、できる限り、様々なことを総合的に学べる教材や学習書が良いと思っています。ただし、これは個人的な向き不向きや好き嫌いなど好みの違いが大きいと思うので、それぞれ別々の教材でも良い、という人はあまり気にしなくても良いかもしれません。

価格が高くない

教材の価格も大切です。安かろう悪かろうでは全然駄目ですが、どんなに良い教材でも、高すぎてはお金がもったいないし、長続きしません。出来る限りコストパフォーマンスの高い教材を使いたいですよね。

自分のレベルに合っている

自分の現在の英語レベルから見て、高すぎず低すぎないレベルの英語教材を使う、ということも必要不可欠だと思います。レベルが高すぎると、辞書を頻繁に使うことになり、学習効率やモチベーションが下がりやすいです。

で、結局、最強の英語教材って。。?~オススメ英語学習本ランキング~

最強の英語教材について、あれこれ必要な条件を書いてきましたが、以上の条件に全て当てはまる教材があります。超有名なので、拍子抜けされる方も多いと思います。

1位 NHKラジオ講座

NHKラジオラジオ英会話 2018年 10 月号 [雑誌]

ダントツで、NHKラジオ講座が最強だと思います!

  • 音声が付いている
  • 丁寧な日本語解説や和訳(日本語訳)、語注(単語や熟語の意味)がついている
  • ネイティブにも通じる自然な英文が使われている
  • 状況(イラストやストーリー)とセットで学べる
  • 一流の「日本人の」英語専門家から学べる
  • 内容が面白い、興味が持てる=長続きする
  • 単語、熟語など慣用表現、文法、発音などを総合的に学べる
  • 価格が高くない
  • 自分のレベルに合っている

上記の全ての条件を満たしているからです。テレビ講座もありますが、ラジオの方が講座の種類が多く、体系的かつ総合的に英語を勉強できます。小学生レベルから、英語の上級者レベルまで、レベルに合わせて受講できます。特に僕のオススメは今年から開講した、大西泰斗先生による「ラジオ英会話」です!大西先生によるユニークな英文法の解説が物凄くわかりやすく、ネイティブの感覚や気持ちを学ぶのに最高です。大西先生は『一億人の英文法』と呼ばれるベストセラー文法書の著者であり、「会話に使える実践的な英文法を、ネイティブの感覚と共に学ぶ」というコンセプトがとても斬新で、面白いです。

また、他のどのラジオ講座もテキスト(文字情報)無しで、ラジオを聴くだけなら全て無料なのも凄いと思います!

2位 中学・高校の教科書&教科書ガイド&音声CD

中学教科書ガイド 東京書籍版 NEW HORIZON 英語 1年

学校の教科書というのは、税金を使い、ネイティブスピーカーを含む非常に多くの専門家の知見や手間をかけて丁寧に作られている素晴らしい教材です。最新の英語教授法の成果を使い、学びやすく面白い構成になっています。ちなみに、著者の中にはNHKの基礎英語講師の経験者である、阿野幸一さんや高本裕迅さんも含まれています。更に、写真やイラストを効果的に使い、「ユニバーサルデザイン」に基づいて、誰にとっても見やすいレイアウトや文字の大きさになっている、有り得ないくらいいたれりつくせりの教材なんです。

ですので、「きちんとした和訳と解説さえあれば」中学と高校の教科書がダントツ1位の最高の教材だと思います。ですが、残念ながら、現状では学校の教科書は「独学」のために作られていないため、和訳などは先生しか持っていません。市販の教科書ガイドを買えば解説もかなりついているので、教科書を使って独学することも可能です。

教科書とNHK基礎英語の最大の違いは「分量」です。NHK基礎英語の方が英文の量がはるかに多く、当然のことながら単語・熟語などの種類もかなり多くなっています。しかし、逆に教科書の方が分量が少ないので「反復練習する」のに最適ですし、レイアウトなども見やすいと思います。また、高校の教科書ガイドは和訳があまり載っていないのが最大の欠点です。文部科学省の方には、ぜひ「中学・高校の英語教科書の詳しい解説&和訳」を、教科書に掲載するように変えていただきたいです。

3位 NHK基礎英語 使いこなし 基本英単語

NHK基礎英語 使いこなし 基本英単語―「ストーリー」で記憶に残す (音声DL BOOK)

3位はNHK基礎英語シリーズや中学英語の教科書の著者でもある、阿野幸一先生による、『使いこなし 基本英単語』です。この書籍では、複数の中学校の英語教科書に共通して出てくる頻出の重要英単語が全て網羅されています。そして、ネイティブの人との共著ですし、NHK基礎英語シリーズを元にして書き下ろした英文なので、使われている文章も自然な英文になっています。また、ストーリー(文脈)の中で単語を学べますし、音声もダウンロードできるという、「中学単語=最重要基礎単語」を覚えるのに、最高の一冊となっています。阿野先生の解説は非常に分かり易く信頼できるので、凄くオススメです。

4位 速読速聴・英単語シリーズ

速読速聴・英単語 Basic 2400 ver.3 (速読速聴・英単語シリーズ)

4位は速読速聴・英単語シリーズです。これは、「長文の中で、英単語・熟語を学ぶ」というコンセプトで作られた英語学習書籍です。音声もついていて、内容も多岐に渡るので、オススメです。分量も割と多いので、コストパフォーマンスが良いです。そして、何よりも何年かに一度英文をリニューアルし、バージョンアップしている点が非常に良いです。ただし、文法などに対する解説は少なく、やはりNHKラジオ講座の方が詳しく丁寧なので、総合的にゼロから学びたい人にはNHKラジオ講座をオススメします

シリーズになっていて、レベルやテーマ別に様々な書籍が販売されています。

5位 Grammar In Useシリーズ

Grammar in Use Intermediate Student's Book with Answers and CD-ROM: Self-study Reference and Practice for Students of North American English (Book & CD Rom)

5位はGrammar In Useシリーズです。こちらは、全世界で1500万部以上売れている、英文法書の超ベストセラーです。洋書ですが、イラストや状況とセットで文法を学べる良書です。初心者がゼロから学ぶには不向きですが、ある程度基礎ができてきた頃に、復習として使ったり、「日本語の書籍では理解できなかった項目」を学ぶのに最適です。例えば、現在完了形に関する解説に関しては、僕は日本語の書籍よりもGrammar In Useの方が分かりやすかったです。問題が大量についているので、問題を解きまくって苦手項目をあぶり出すことも出来ますし、リーディングの練習にもなります。最大のマイナス点は、音声CDが付いていないことです。

書籍には、初級版・中級版・上級版と3種類あります。また、通常はイギリス英語版になっているので、アメリカ英語を学びたい方は「American」のバージョンがあるので、ご注意くださいね。

6位 Longman Photo Dictionary of American English

Longman Photo Dictionary of American English Paperback with Audio CDs (2) (Longman Dictonaries)

6位は迷いましたが、Longman Photo Dictionary of American Englishです。これは洋書で、しかも日本語解説は一切ありませんが、ネイティブが日常でよく使う基礎単語が何と3500語全てに写真と音声が付いている優れものです。似たような書籍はいくつかありますが、「写真ではなく絵」だったり、「音声CDは別売りで高い」ことが多いです。個人的にどうせなら「写真(本物)」で学びたいですし、価格は当然安い方がありがたいです。日常単語を学ぶのに、非常にオススメの一冊です。

7位 All In Oneシリーズ

ALL IN ONE Basic (Ver.2)

リンケージクラブという出版社から出ている、All In Oneという書籍のシリーズも凄くオススメです。一冊で、英単語・熟語・構文・文法・発音が全て学べます。1つの英文内に複数の単語・熟語・文法項目が含まれているので、勉強効率が非常に良いです。

また、附属の音声が素晴らしいです。英文音声だけでなく、「日本語訳⇒英文」「英文のみ」「英単語のスラッシュ訳⇒英文」など、様々な音声データが付いているので、音読や反訳(瞬時英訳)トレーニングがやりやすいです。

ただし、文章は長文ではないので、場合によっては状況がイメージしづらいこともあります。そこだけが唯一のマイナス点です。また、ストーリーが無いため、人によっては興味を持てずやる気が持続しない可能性もあります。もちろん、長文で学ぶより効率が良いので、逆にやる気が持続する方もいると思うので、その辺は個人差があると思います。

レベルに応じて下記の3種類が出版されています。全てやりきれば、掲載単語&熟語の総数は6000語を超えますので、趣味レベルであれば十分な量ですし、試験対策としても非常に優秀です。1位でオススメしたNHKラジオ講座と併用して使うのも有りだと思います。

8位 DUO.3.0&復習用CD

DUO 3.0

6位は知る人ぞ知る、英語学習書の大ベストセラー、Duo3.0です。これは、3位に挙げたAll In Oneシリーズのように、「一冊で、単語・熟語を効率よく学ぶ」をコンセプトに作られた単語・熟語帳です。All In Oneシリーズと違い、文法や構文などは網羅されていませんし、音声CDが別売りなので、こちらを5位としました。ですが、「文法は逆に不要」「例文がこっちの方が面白い」など、好き嫌いはあると思うので、実際に使う際には書店で読み比べることをオススメします。個人的には、All In Oneの読み下し文(スラッシュ訳)などが気に入っているので、迷っている方にはAll In Oneをオススメします。

番外編 基礎に習熟した後の多読にオススメ

基礎に習熟した後であれば、「英語を英語で学ぶ(多読多聴)」をやるのも、オススメです。多読多聴に関しては、とにかく「自分が楽しめる英文」を大量に聴いて、大量に読むだけです。その際に個人的にオススメなのは、下記になります。

Time for Kids

TIME For Kids Almanac 2017

あの英語雑誌で有名なTimeの子ども版です。ネイティブの子どもが実際に読んでいる記事なのですが、オンラインで無料で大量に読めます。記事には写真がついていて、大人が読んでも面白いものが多いです。また、記事によっては音声や動画までついているので、かなりオススメです。

Penguin Readers

GR(学習者向けのレベル別読み物)の有名なシリーズです。様々な書籍がありますが、僕のオススメは「映画のノベライズ」です。大好きな映画を観た後に読めば、内容がほとんど分かるので、本に出てくる英文や英単語が感覚的に理解できます。音声付書籍もあるので、音読トレーニングにも利用できます。僕が今一番欲しいのは、「アヴェンジャーズ」で有名なMarvelの映画ノベライズシリーズです。

オンライン英英和辞典

これは多読だけでなく、全ての学習にオススメです。英単語の意味を易しい英文で理解でき、しかも日本語訳も併記されているので、調べる手間が非常に楽です!絶対オススメなので、ぜひ使ってみてください。