PAPAの独り言

PAPA(3児の父)が、いろいろ書きたいこと書きます。

藤原和博の必ず食える1%の人になる方法を読んで

 『藤原和博の必ず食える1%の人になる方法』を読んだので、自分用の備忘録として印象に残ったことや感想などを書きます。著者の意見と僕の意見がごちゃまぜの箇所もありますので、ご了承ください。

藤原和博さんは、教育改革実践家で、もともとはリクルートの社員だったのですが、公立中学校の校長をされた経歴(東京都初の民間人校長)のある珍しい方です。現在は、奈良市立一条高等学校の校長をされています。

 

【仕事における4つのタイプ】

藤原さんは人は下記の4つのタイプに分類できると言います。

  • 社長タイプ(家庭より経済を重視し、権力を求める人)
  • 自営業タイプ(家庭より経済を重視し、プロ志向の人)
  • 公務員タイプ(経済より家庭を重視し、権力を求める人)
  • 研究者タイプ(経済より家庭を重視し、プロ志向の人)

ですが、個人的にこの4つの分類は、しっくりきませんでした。こんなに明確に分けられる人がどれほどいるんだろう?という感じです。もちろん、この分類にきっちり当てはまる人もいるでしょうし、参考になる方も多いかもしれませんが、僕としてはこの分類はあまり必要ないかと思います。

【まずは100人に1人のレベルを目指す】

一つのジャンルで「1万人に1人」のレベルを目指すのは非常に難しいです。ですが、「100人に1人」のレベルであれば、誰でも頑張れば達することができます。そのレベルに達するには、1万時間あれば良いようです(1万時間でプロレベルになれる)。そして、1万時間かけてある分野で100人に1人のレベルになったら、今度は別のジャンルでもう一度1万時間かけて100人に1人のレベルを目指すのです。そうして、二つの分野で100人に1人のレベルになれば、「100分の1×100分の1=1万分の1」の「レアな人材」になることが出来ます。また、もうひとつのジャンルで100分の1になれば、「100分の1×100分の1×100分の1=100万分の1」になり、「100万人に1人」の超レアな存在になることが出来ます。

【好きなこと、習慣化されてることを仕事に活かす】

1万時間、というと平日5時間で10年かかるので、かなりの時間が必要になります。ですが、自分が好きなことや、日頃意識しなくても習慣的に行っていることであれば、自然と1万時間を超えていると思います。つまり、大好きなことや習慣的に行っていることに関しては、誰でも簡単に「100人に1人=プロレベル」になっているはずなんです。

手芸が好きな人。将棋が好きな人。自転車が好きな人。家電が好きな人。プログラミングが好きな人。語学が好きな人。自分の大好きな趣味や、日頃無意識に毎日毎日やってしまっていることを、うまく活かせば、意外なところにビジネスチャンスを発見できるかもしれません。

ちなみに、僕は考えたり分析するのが好きで、文章を作るのも好きです。そして、インターネットは習慣的に毎日使っているので、「調べて、考えて、ブログに書く」という行為が、非常に合っていると感じています。もしかすると、ビジネスチャンスがあるかも(ないか。笑)、、、、しれません。

【希少な人(レアな人)になると稼げる】

複数のジャンルでプロレベルになり、人よりもレアな存在になると様々なビジネスチャンスが生まれます。例えば、書籍出版です。他の人には真似できないジャンルの情報などを書いて、それを書籍化すれば、売れる可能性があります。運良く本が一冊売れたら、今度はメディアから声がかかり、ラジオ・テレビなどに出演するチャンスが生まれます。メディアに出れば、更に書籍出版の要望が来たり、講演会の依頼なども来るかもしれません。他にも雑誌やインターネット記事のためのインタビューなど、様々な依頼が来る可能性があります。

最初に書籍出版がなくても、インターネット上(フェイスブックやインスタグラム、ブログなど)で自分のことが広まれば、同じような循環で様々な依頼が舞い込んでくるはずです。もちろん、ただ単に「レア」なだけではダメで、「需要のあるレアさ」が必要だと思います。

ちなみに、講演料は3万円から凄い人になると100万円くらいもらうそうです。大統領レベルだと1500万円とか!?

【読書習慣の大切さ】

藤原さんは著書の中で、読書を非常に強く薦めています。パチンコ、ゲームなどをする時間があったら、読書をした方が良い、ということです。藤原さん自身も、昔は読書を全然しなかったそうですが、ある時期から習慣的に読むようになったそうです。「読書は慣れ」ということです。

また、現在ではスマホやパソコンでネットの記事(当ブログなど)を読む人が増えていると思いますが、僕はそれも「読書」の一つだと考えています。ネット記事には本にない良さがあり、本にはネット記事にない良さがあると思うので、使いようだと思います。

【まとめと感想】

とにかく、自分のやりたいことや、自分に合っていること、1万時間をかけれることを意識して、それを継続して極めていくことが大切なんだな、と思いました。そして、「レアな存在」になったら、書籍、テレビ、インターネット、様々なメディアを活用して、自分のやっていることを広めたり、ビジネスチャンスに繋げれば良いのだと思います。

また、子供の教育に関しても、やはり「何が好きなのか」「何が向いているのか」などを、一緒に探していくことが必要だと感じました。

藤原和博さんの本は非常に読みやすいので、また別の本もブログに書こうと思います。