PAPAの独り言

PAPA(3児の父)が、いろいろ書きたいこと書きます。

ガンは5年以内に日本から消える!(宗像久男・小林英男)

ガンは5年以内に日本から消える!
ガンは5年以内に日本から消える!

統合医学健康増進会会長の宗像久男さんと、統合医学医師の会の小林英男さんによる『ガンは5年以内に日本から消える!』を読んだので、備忘録を兼ねて印象に残ったことなどを書きます。

日本軍と脚気

明治期、日本では年間1万人もの人が脚気で死んでいました。そして、海軍の3分の1が脚気になっていました。当時の海軍軍医であった高木兼寛はいろいろ調べた結果、「脚気は栄養不足によるもの」と推測し、海軍の食事を「白米一辺倒」から「雑穀に麦飯、肉や魚も食べる」という風に栄養がたくさん取れるように変えました。すると、見事に脚気が劇的に減ったのです。

しかし、日本陸軍は「学問的な裏づけがない。脚気が減ったのは偶然に過ぎない」として、高木の「脚気は食事が原因」という説を信じませんでした。1984年、日清戦争では日本海軍の脚気による死者はたったの1人ですが、日本陸軍の死者数は4000名!戦死者は1270名なので、戦争で死ぬ人よりもはるかに多くの人間が食事の栄養不足で死んでいたことになります。10年後、日露戦争の時も戦死者約4万7000名に対し、脚気による死者は2万8000名にものぼります。陸軍の脚気の病人は21万人でした。海軍の脚気死者数は一人もいませんでした。

ガンは代替療法で治せる

ガンの死者数が年々増えている日本と反対に、アメリカでは1990年を境に、ガンの死亡率がどんどん下がっています。アメリカでは政府が「標準治療より代替療法の方が有効である」と認めており、それによって代替療法を選ぶ患者と医師が増えてきた、ということです。

アメリカだけでなくヨーロッパなど世界中で代替療法を取り入れる医者が増えてきて、代替療法を学べる大学も増えてきています。中でも医療先進国ドイツでは、代替療法を併用する医師は95%にものぼります

代替療法でとてもメジャーなものは、「栄養療法(食事を変える)」と「温熱療法(体を温める)」の二つです。メジャーになっているのは、有効性が高いことの現われだと思います。

ガンを大量に死滅させる副作用

標準治療であれ、代替療法であれ、短期間でガンを大量に死滅させる治療(凄く効く治療)をすると、腫瘍崩壊症候群になり重篤な症状を引き起こし、最悪の場合は死にいたることもあるので、効果の高い治療を受ける時は注意した方が良いそうです。ガン細胞も自分の体の一部です。自分の体の細胞が大きく損傷すれば、当然のことながら悪影響がある、ということでしょうね。

ガンの原因

ガンの原因は「低酸素」「低体温」「高血糖」です。そして、それらを引き起こす生活習慣は「ストレス(低酸素になる)」「運動不足などによる冷え(低体温)」「間違った食生活(高血糖)」です。ですから、「楽しく幸せな生活」「運動や体を温める」「正しい食生活」をすれば、ガンは消えていくということです。

第四の標準治療・温熱療法(ハイパーサーミア)

三大治療(手術・抗がん剤放射線治療)に大きな副作用があるのは知っていましたが、最近では「第四の標準治療(保険診療になる)」と言えるような治療法があります。それは温熱療法の「ハイパーサーミア」です。これは一台数億円もする高価な治療器ですが、診療点数が少ないため(儲からないため)導入していない病院の方が多いです。標準治療と併用もできますし、比較的副作用が少ないのですが、ガンの状態によっては治療翌日に出血をすることもあるので、入院しての治療が薦められています。

儲からない高価な治療器、ということは、この機器を導入している病院の医者は、「儲からなくても良い治療をしたい」という情熱を持っている方、という見方ができると思います。良い病院探しをする際の参考になりそうですね。

様々な代替療法

3大標準治療やハイパーサーミア以外にも、たくさんの治療法があります。

遺伝子治療

治療効果が高く副作用がほとんど無いが、治療費が100万円くらいする。最先端の治療法なので、歴史が浅く臨床データが少ないのでは?

放置療法

放置しても問題無いガンもあり、その場合は経過観察で様子を見た方が、治療するよりも良いことがある。お金がかからないのが最大のメリット?

高濃度ビタミンC点滴療法

50年以上の歴史がある治療法で、副作用はほとんど無く、抗がん作用以外にも免疫力向上・感染症予防効果などメリットが多いです。利尿作用が大きいので、腎臓が弱い肩は慎重に検討した方が良い。元々ビタミンCが足りていない人にとっては、対称療法と原因療法を兼ねた治療になる。

個人的には、高濃度ビタミンC点滴療法は、善玉の活性酸素を除去して、ガン以外の異物を排除する力が弱くなるのでは?と疑問に思っています。

インスリン強化療法

ブドウ糖又はビタミンCとビタミンb17を併用する。即効性があり日本でも多くのクリニックで行われている。ガンの餌であるブドウ糖とガンにとって毒であるビタミンB17=アミグダリンや少量の抗がん剤を一緒に摂取し、ガンを死滅させる。ビタミンCはブドウ糖と構造が非常に似ているため、同じような働きをする。

ビタミンB17(アミグダリン)自体は毒性物質ではないのですが、ガン細胞が出す酵素によって、ベンズアルデヒドとシアン化水素が発生します。シアン化水素は毒物なので、がん細胞が死滅しますが、正常細胞にはこの酵素が無いので影響が無い、ということです。ちなみに、ベンズアルデヒド自体も発ガン抑制効果が期待される物質なので、相乗効果があるかもしれません。

ミネラル療法

多くの医師により治療効果が確認されている。岩石などの鉱物を溶かしたミネラルや、海水や野草などが原料のミネラルなどを用いる。不足している栄養素であるミネラルを補給する、という意味でこれは「栄養療法」の一種であり、対称療法と原因療法を兼ねているため、ガンだけでなく様々な病気や症状に効果が期待される。比較的安価な治療法であるが、巨大なガンに対してこれだけで立ち向かうのはオススメしない。原因療法である食事療法などと併用するべきです。

重水素低減療法

水には軽水と重水の二種類あり、重水には水素ではなく重水素が含まれる。重水素が少なくなるとがん細胞は増殖しなくなり死滅するので、人工的に重水素を減らした水=スーパーライトウォーターを飲用してガンを退縮させる。重水素はガン細胞にとっては味方ですが、正常細胞にとっては活性酸素のような毒物となるので、スーパーライトウォーターを飲用することは、免疫力を向上させる効果もある。日本では認知されていないため、割と高価なのがデメリット

栄養療法=食事療法

昔と違い飢餓で亡くなる人や栄養失調になる方はほとんどいませんが、「新型栄養失調」といって、ビタミン・ミネラル・たんぱく質が足りなくて病気や様々な症状が出る人が増えています。これらの栄養素が多く含まれる食品には、肉(レバーも良い)・魚貝(小魚や干しエビも良い)・卵(たらこなど魚の卵も含む)などの動物性食品、海藻(特に海苔)や大豆製品、ゴマ、などです。

栄養成分を調べてみると意外にも動物性食品の方がミネラルやビタミンが多く含まれていることに気が付きます。植物性のものではモロヘイヤに非常に多くのビタミンが含まれており、雑穀のアマランサスにはミネラルが非常に多く含まれています。

ガン患者に対する食事療法には糖質制限といって炭水化物を制限する食事療法と、玄米菜食マクロビオティック)といって動物性食品を制限する食事療法と、生の野菜ジュースなどを主体とし動物性食品や塩分を取らないゲルソン療法の三つに大きく分かれています。著者の宗像久男さんは、糖質制限をメインとしてゲルソン療法で推奨されている野菜ジュースも取り入れています。

どの療法にも理論的な裏づけがあり、一定の治療効果があり、実際に「これで治った!」という患者さんがいるため「どれが正しい食事療法なのか?」という議論に答えを出すのは難しいと思います。むしろ「どの食事療法が自分に合うのか?」「どの食事療法なら続けられるか?」などを基準に選ぶ方が良いような気がします。

また、三つの食事療法に共通することは下記になるので、最も大切にするべきことかと思います。

  • 農薬や抗生物質など化学物質などに汚染されたものは避ける
  • 精製されたもの(白米、精白小麦、化学塩、白砂糖)は避ける
  • ビタミン・ミネラルの豊富な食材を食べる

宗像さんも著書で言われていますが心と体は繋がっていて我慢してストレスをためるのは体に良くありませんので、どの食事療法を選んだとしても「我慢し過ぎず食べたいものは美味しく食べる」という切り替えの気持ちも大事だと思います。食事は健康の源であると共に、日々の喜びの源でもあるからです。後でも書きますが、プラシーボ効果(思い込み)の効果は絶大なものがあるので、「美味しいものを食べると体が元気になる!」と信じて食べれば、当然のことながら身体に良い影響を与えます。ゆるく楽しく食事をすることをオススメします。

糖質制限食(狩猟採集食)について

糖質制限食とは、その名の通り糖質(食物繊維以外の炭水化物)を極力減らし、たんぱく質や脂肪の割合を増やす食事法です。糖質は取りすぎると糖尿病など人体に悪影響を与えますが、たんぱく質や脂質は多く取ったとしても、人体に防御機能があるため、悪影響は少ないのだそうです。

人間にとっての五大栄養素は炭水化物・脂質・たんぱく質・ミネラル・ビタミンですが、このうち炭水化物だけは必須栄養素と呼ばれるものがありません必須アミノ酸、必須ビタミン、必須脂肪酸、必須ミネラルが不足すると、人体に悪影響が出てしまいます。また、炭水化物は体内で分解されると糖に変わり、昔は脳の必須栄養素とされていましたが、現在では必須ではないとされています。なぜなら、脂肪やアミノ酸が体内でケトン体に変わり糖の代わりをしてくれるからです。糖が必須になるのは、肝臓・赤血球・ガン細胞だけですが、新糖生と言って、体内で糖が枯渇した時も、アミノ酸や脂肪が分解されて体の中で糖を創ることができます。

この根拠になっている理由の一つに「農耕が始まったのは数千年前で、人類は何十万年もの間、狩猟採集をしていた」という話があります。ただし、個人的には「太古の時代は空気も水も環境全てが違う」ので、現代の日本人にそのまま当てはめるのはどうなのか?と疑問があります。もっと言うと、現代医学にも科学にも歴史学にも、嘘や間違いはたくさんあると言われていて、「本当に農耕の起源は数千年前だったのか?」とかいう疑問も出てきますし、「人類の歴史をもっと遡れば類人猿の歴史になり、その時は果実をたくさん食べていたのでは?(果物は糖質が多いです)」など、歴史的観点から糖質制限を理想の食事とするには無理があるかな、と思います。

ただし、どのような食事法でも「白米や精白穀物」と「白砂糖」を良しとしているものはありません。ですので、「糖質を少し控えて、その分他の食材を増やす」という「プチ糖質制限であれば、ほとんどどのような方にも良い影響を与えるのではないでしょうか。

日本人に足りてないビタミンとミネラル

日本人は肉や野菜を食べる量が欧米人より少ないそうです。また、土壌に元々含まれるミネラルが圧倒的に少ないことと、農薬使用量が世界トップレベルなので、土壌の微生物が死滅し、微生物が創り出すミネラルなどが少ないので、野菜や果物に含まれるビタミンやミネラルが圧倒的に少なくなります。前述しましたが、野菜や穀物など植物性食品に比べ、肉や魚など動物性食品にはミネラルやビタミンが豊富に含まれます。ですので、炭水化物や菜食中心では、どうしてもミネラルやビタミンが不足し新型栄養失調になる可能性が高いです。

それを避けるにはビタミン・ミネラルが豊富な食材を多く食べることと、自然素材の健康食品などで補うことが必要になるかと思います。菜食にこだわる方は、出来る限り旬の野菜(旬のものは栄養価が高い)を食べて、アマランサスやモロヘイヤなど栄養素が豊富な食材を取り入れて、玄米胚芽や小麦胚芽などの健康食品を取り入れると良いと思います。胚芽はビタミン・ミネラルの宝庫で、何よりも健康食品として考えれば、圧倒的に価格が安いことがメリットです。菜食にこだわりが無い方であれば、もちろん、肉や魚など様々な食材を食べることで、栄養をしっかりとることができます。基本的には「ご飯だけでなく、おかずをしっかり食べる」ということを意識するのが良いと思います。

温熱療法

昔から「冷えは万病のもと」と言われるように、ガン細胞も体を温めると増殖しにくくなります。ガン細胞は35度以下で最も増殖し、約43度以上で死滅します。また、「マイルド加温療法」といって、体を38.5度くらいに温めると、熱ショックたんぱく質ヒートショックプロテインHSP)が体内で作られ、免疫力を高める効果もあります。更に、通常だと免疫細胞にとってガン細胞と正常細胞の区別は難しいのですが、マイルド加温によりガン細胞が目立つようになり、免疫システムが働きやすくなる効果もあるのです。つまり、マイルド加温には「免疫力向上」「免疫システムをスムーズにする」「ガン細胞の増殖抑止」という相乗効果が働くのです。

宗像さんは数ある温熱治療の中でも遠赤外線を使った治療には大きな効果がある、と言います。遠赤外線は身体の奥深くまで入り込み、体を芯から温めてくれます。遠赤外線に限らず体を温める全ての行為は温熱療法の一種だといえます。日本は温泉文化があり、湯治(温泉につかり病を癒す)という治療法が古くから伝わっていて、温熱療法は世界で最も進んでいるのだそうです。

ちなみに、一日のうちで人が最も死亡しやすい時間帯は午前3時から5時頃で、この時間帯は体温が低下し免疫力が下がっている時間帯になります。

低体温の原因は下記の8つになります。

  • 運動不足(特に下半身、有酸素運動の散歩などが一番良い)
  • 塩分不足(精製した化学塩でなく、自然塩は適量取る方がよい)
  • 酸素不足(ストレス過剰)
  • 肉と魚不足
  • 糖分(砂糖や炭水化物)の取りすぎ
  • 水分の取りすぎ(取りすぎると体の内部から冷えるので適量にする)
  • 入浴せずシャワーですませる(きちんと湯船につかるべし)
  • 冷房の使いすぎ

一般的に男性や子供などは、筋肉が多く脂肪が少ないため体温が高い傾向があり、逆に女性は脂肪が多く筋肉が少ないため低体温になりやすいです。脂肪は温まりにくく、筋肉はそれ自体が熱を生産するからです。

運動不足(筋肉不足)は低体温の一番の原因です。筋肉により体中の細胞に酸素と栄養を運び、エネルギーを生み出す過程で熱が生まれ、また、筋肉の細胞が熱をより多く生産するからです。

深呼吸により酸素を多く取り入れることも体を温めることになります。体の細胞がエネルギー発生するやり方には二種類あり、熱を発生する方法と発生させない方法があります。熱を発生させる方法には酸素が不可欠なので、酸素を多く取り込むと体を温めることになるのです。呼吸のポイントはしっかりゆっくり吐くことです、吸うのは自然に任せて大丈夫です。

食事で摂取した栄養素は体内でその一部が熱となって消費されます。これを食物の特異動的作用(SDA)と言います。脂質は4%、糖質は6%、たんぱく質は30%が熱になるのです。魚(魚の卵含む)や肉はたんぱく質が非常に多いので、熱に変わる量が多く体温が上がるのです。また、前述した通り、細胞のエネルギー生産の方法には、熱を発生する方法と発生させない方法の二種類あります。肉と魚に多い脂肪とたんぱく質を使うものは、熱を発生させる方法なので、肉や魚の摂取量が増えると、熱を発生させるエネルギー生産が活発になり、結果的に体温が上がることになるのです。

逆に熱を発生させないエネルギー生産にはブドウ糖を使います。ブドウ糖は砂糖や炭水化物から得られるので、砂糖や炭水化物を多く食べると体温が下がりやすくなるのです。

冷房を使いすぎて夏場に冷えて冷房病にかかる人が多いです。夏場の冷房病対策と、冬場の寒さ対策に、漢方でいう温める3つのポイントが役立ちます。ポイントは「首」「お腹」「足首」の3つです。この3つを意識的に暖めることで冷え対策になります

心と病について

東洋医学では心身一如といって体と心は密接に繋がっているものとして捉えています。現代医学でもプラシーボ反応(思い込み)は絶大な効果がある、と言われ驚異的なパワーを持っています。プラシーボ反応には二種類あり、医者が偽薬だと知っている「非活性プラシーボ反応」と医者も偽薬と知らない「活性プラシーボ反応」があります。この二つのうち、活性プラシーボ反応のほうが断然効果が高いのです。

活性プラシーボ反応が働くために、患者が治療法を心から信じ、医者自信も治療法を信じ、患者と医師がお互いに信頼し合っていること、この三つが大切だと言われています。『人はなぜ治るのか』の著者として有名なアンドルー・ワイル博士は、この活性プラシーボ反応が働いていれば、治療法が例え間違っていたとしても、効果を発揮するし、逆に治療法が正しくても、患者や医師が信頼しあっておらず、治療法にも納得していない場合は、治療がうまくいかないことがある、と報告しています。

免疫学の世界的権威である安保徹先生によると、ガンは「頑張り過ぎの人や頑固な人」がなりやすいそうです。悩みが多く、ストレスを過剰に感じている人は病気になりやすい、ということです。どんな治療法も、治療を受ける人にとってストレスであれば、それは免疫力を下げることに繋がります。食べたいものを我慢し過ぎてストレスになるくらいなら、極端な食事制限はしない方が良いかもしれないのです。常にゆるく心に遊びを作って余裕を持つことが大切です。

呼吸と心

深呼吸は酸素を多く取り込み体温を高める、という効果だけでなく、心を静めストレスを減らす効果もあります。自律神経と呼吸中枢は繋がっているので、呼吸を変えると自律神経を変えることができるのです。特に長く息を吐くと副交感神経を刺激し、短く何度も続けて吐くと交感神経を刺激します。ガンの人は交感神経が優位になっているので、できるだけ長くゆっくり吐くことを意識することが大切です。

副交感神経を優位にする呼吸のポイントは下記になります。

  • 全身の筋肉をリラックスする(座ってもイイし、寝ててもよい)
  • へその下(丹田)に力を入れる
  • 息をできるだけ長くゆっくり吐く(最初は10秒くらいから始め、20秒くらいはき続けれるようにする)

これらを意識的に何度も続けていると、少しずつ無意識のうちにも深呼吸ができるようになるそうなので、継続して毎日続けていきたいですね。ちなみに、成人の平均呼吸回数は、1分間に16回(1回に約4秒くらい)で、これを自然な状態で8~10回(1回に8秒くらい)を目標にすると良いそうです。

まとめ・おわりに

宗像久男先生の本は始めて読んだのですが、ガンという病気に関して非常に分かり易く全体像が学べる素晴らしい本だと思いました。個人的には食事療法に関して「糖質制限」を選んでいるところは、「体質や体調によっては、合わない場合もあるのでは?」という懸念がありました。ですが、それ以外の箇所については、非常に面白く参考になる情報が盛りだくさんでした。また違う著書も読んでみたいと思います。この本では「玄米菜食(マクロビオティック)」は推奨されていませんので、玄米菜食を推奨している情報を知りたい方は、以前紹介した森下敬一さんの『ガンは食事で治す』などがオススメです。

それでは、今回も読んでくださってありがとうございます。
素人文章ですので、情報の間違い・勘違いなどありましたら、ご指摘いただければ幸いです。また、健康や医療に関するオススメ情報や本などありましたら、ぜひ教えてください。

ガンの治療法に関するその他の書評・情報など